めんどくならないうちに(※既に発行から数ヶ月経っていることは忘れる)裏話の続きなど。古い方から再開しましょうねーということで10月の芸能プチ二冊目だった「Hand to Heart Heart to Hand」の裏話です。

書店の在庫は尽きてますが今月末まではBOOTHの自家通販でお取り扱いしてますので、もしご興味あれば以下からどうぞー。あと28冊ですん。

【みかんば小説】Hand to Heart Heart to Hand
https://night.booth.pm/items/347648

これも元は支部に上げた小ネタ…というかTwitterで喚いてたネタを膨らませたものでした。特に誰かと語ってたわけじゃなかったと思うんだけど、なんか唐突に手タレの山姥切くんがやりたいと言い出して書いたもの。
顔とか隠したままでもできる芸能のお仕事→パーツモデル、という発想だったんですが、まあ随分前に(それこそ刀剣出る前に)みかけた手タレの方のお仕事裏側ー、みたいな話が印象深くて。
日頃から手袋、仕事の前には手を上にあげて血が下がるようにする(血管が浮かないようにするらしい)、ケアに数時間…とか読んですごい大変そうだなーと思ってたのがどうにも忘れがたかったからこんな話になりました。(あんまその辺生かせなかったけど)

あとは同時に出した本(ミュとステの方)が基本的に薄暗い話だったので、こっちは明るくカジュアルな内容にしよう、と思って書いてたんですが、最終的にやっぱりめそめそしてしまうのはもう芸風だということでご容赦願いたい。好きなんだ!本来強気だろうとなんだろうと好きな人の前ではめそめそしてしまう健気受とか乙女受が!!そしてそれを受け止める包容力攻が好きなんだーーーーーーーーーーー!!!
2017年、今年もそんな(広義の)保護者カプを推して参る所存です。

と言いつつも書く上で今回もう一つ心がけたのが、山姥切くんを過剰に乙女にしない、というか頑張って強気部分も出していこう、ってところでした。芸風だーと開き直りつつはあるものの、やっぱゲームでうじうじしてたり構うなーってなってたりそれでいて強気なところもめっちゃかわいくて好きなのでそういう部分忘れないでしっかり書いていこう、と思いまして。
なので割と自分基準では強気方面に寄せつつ書いてみたつもりなんですが、そうすると三日月爺ともわりときゃんきゃん会話してくれるので会話文が書いてて凄い楽しかったです。特に冷蔵庫周りのとことかめっちゃ楽しかったw
あそこは三日月爺のボケっぷりも含め住む世界の違いとか描いた良いシーンにできたんじゃないかなーと自画自賛しておく!
相方から貰った感想でも、ここ生活感出てて可愛かったと言われて嬉しかったなー!

あとは芸能パロということでまた作中作的な物が出てきているんですが(「青の聲」で懲りたので正直あんまりやりたくなかったんですがストーリー上致し方なくw)これ実はなんともお恥ずかしいことに自作の別の小説から持ってきてたりします。ちょっと前に出した「NOTEBOOK_reprise」って話ですね。(みかんばで高校教師×DKの現パロ)

作中でもいくつか要素に触れてるので(『数学教師』『クラス内ぼっちのDK』『屋上の踊り場』『日記』ってあたり)読んだ人も気づく人いるかなーいないかなーって思いながら書いてたんですが(話としては気付かなくても特に支障なく読めるようになっている…はず)、支部に出した見本だけで気付かれた方も数名いらしたようで嬉し恥ずかしでしたひゃー!!

でも実はこの作中作、当初は他所の話から持ってくる予定はなく、ちゃんと別に考えてたんです。もう全然違う話で、三日月(エリート刑事)と加州(少年グループのリーダー)のアクションサスペンスで書いてたの。それが加州が怪我をして山姥切にタッチして…みたいな感じ。だけど書き始めたら冗長になってしまった上に、上手いこと転がらない気配を察知したのでやめたんですが、文字数としては実は六千文字くらい書いてあって正直とてももったいなかったので、ここでこっそりと公開しておきますw
このまま書き続けてたら当然最後のおせっせ直前の会話も変わってくるので、随分後味違う話になってたかもなあ…。

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【二章ボツVer.】※本文9P目~のところです。

「場面転換です、その前に休憩入りまーす」
 まだ不慣れなADの青年が、ぱたぱたと手足を揺らして周囲に向かって叫ぶ。張り詰めていた雰囲気がそれに一気に霧散するのに、あちこちでお疲れー、と声が上がった。
「おつかれさまでーす」
 その例に漏れず、目の前の青年も頭を下げてくるのに三日月は笑顔で頷き返して頭を下げる。それが同時に顔を上げるのに視線が合って、しかしにっこりと微笑む表情と、その頬についた派手な血糊とのギャップには思わず笑いがこみ上げてしまう。
「えー、そこ笑うー?」
「いやあすまんすまん、だが仕方ないだろう」
 そのやり取りを見た周囲も笑うのに、青年――加州がいかにもな拗ねたポーズを取る。それにもまた笑いが上がるのを見て、居心地の良い現場の雰囲気に、これはよい作品になりそうだと思いながら三日月は周りを見渡した。
 無骨な建物が並ぶ路地裏、転がる薄汚れたポリバケツ。得体の知れぬ物の詰まったゴミ袋があちこちに点在する側を、首をもたげた蛇のような配管が伝っている。撮影中はシーンに合わせどんよりと薄暗かったが、今は真上から煌々とライトが灯っている舞台セットの足元にはこれまた派手にばらまかれた血糊があって、それが自分の靴にも染み付いているのはさすがに辟易してふらふらと足を揺らせば、今度はその仕草に周囲が笑った。
「これは脱いではならんのだったな」
「そうなんですよー、すみません」
 次が終わるまで我慢してください、と進行管理のスタッフが声を掛けてくるのに苦笑を返してセットから降りれば、今度はメイク担当のスタッフが駆け寄ってくる。上着だけでも脱ぎましょう、というのに甘えて腕を差し出し纏ったコートを脱ごうとすれば、どうやらそちらはそちらで血糊まみれだったらしく、乾いたそれが文字通り糊となって着脱を阻むのに、結局それも着たまま、となってしまった。
「こんなんじゃ休憩になんないね」
 そう言う加州は加州で三日月以上にあちこち血糊を浴びているので、頬や服どころか自慢の髪までごわついてしまっている。腿まで伝ってる、と愚痴る口調は心底嫌そうで、しかしそこはやはり長い役者業、どんなにそれが不快でも、撮影に必要とあればそれ以上の文句は出なかった。
 今日から始まったこの撮影は、年末特番として放送される予定の長時間ドラマのものだ。ジャンルはアクションとサスペンス。人気脚本家が手がけるオリジナルストーリー、そして初のジャンルということで注目を浴びている。
 話の大筋は、刑事の男と繁華街で屯する少年グループのリーダーである青年が、ある事件に巻き込まれたことでコンビとなり、やがてその裏に潜む更に大きな犯罪を暴いていくというものだ。
 本来、追う追われるの関係である二人。それが反発し合いながらも徐々に互いの正義を理解するようになっていく様が見どころらしいが、その刑事役を三日月宗近が、そしてリーダー役を加州清光が演じると決まってから、一気に女性ファンからの注目を集めたというのもまた話題になっている。人気俳優二人の共演、しかも加州は普段もっと明るいキャラクターを演じることが多いのが、今回のようなダークな雰囲気のあるキャラに抜擢されたことで、良くも悪くも騒がれているらしい。
 そんな二人が揃って座り込んだ休憩所には数冊の雑誌が置かれていて、三日月がぱらぱらと捲ってみたところ、どうやらそれは今回のドラマについて語る二人のインタビューが載った号らしかった。
「ご自分との共通項はありますかー、なんて聞かれたけど」
 マネージャーに差し出されたシェイクを、ずず、と意外に男らしく啜りながら加州は言う。
「ないからおもしろいんじゃん、役者って」
 使われないから言わないけどね、と明後日の方向を見て嘯く言葉には三日月も同意だ。撮影が始まるとそういったインタビューの仕事も増えるのだが、大体の場合何を言ってもあちらで想定している内容しか使われないように思う。若手の頃はそんな業界に不満を感じていたこともあったが、今はそれも含め役柄の内だろうと考えるようになったので、こういう本音をやり取りするのは親しい同業相手くらいだ。
 雑誌の紙面に並ぶ客受けのいい言葉と、やたらとハイキーに写った写真。いつものことだな、とそれに苦笑を落としてペットボトルのほうじ茶を飲めば、だからさー、と加州は嬉しげに目を細めて言った。
「この役やらせてもらえるって聞いて、すっごい楽しみにしてたんだ」
 うんうん、とそれに頷いてやれば、普段見せる少し大人びた笑いではなく、年相応の笑顔が返る。そして、次のシーン容赦しないからね、と告げる顔はもう役柄の顔に戻っていて、それに三日月は自分も刑事の顔をして、そちらも覚悟するのだな、と低い声で囁いた。

『どうしてあの場にいたかを教えてもらおうか』
『……そう言われて素直に言うとでも?』
『そうだろうな。――では、言うまでここから出さないと言ったら?』
『力づくでも逃げてみせる!』
 先程の路地裏のセットから、次の舞台は室内に。場所は刑事の自宅であるマンションの一室で、小奇麗にまとめたインテリアは、極秘捜査も行うエリート刑事という三日月のキャラクターに合わせたものだ。
 そして、先程まで撮っていたシーンは、路地裏で起きた殺人事件、その犯人と揉めていた加州を、同じくその殺人事件を追っていた三日月が目撃したシーンだった。続くこのシーンは、通報から逃げる加州を三日月が自室に匿い、なぜ犯人と揉めていたのかを問い詰めるシーンになる。
 灰色の壁に囲まれた中、黒のコートを羽織った三日月と白のパーカーを被った加州。その服装はどちらも先程の血糊まみれのままなので、乾ききらぬそれが足元のフローリングを容赦なく汚す。ソファを挟み、ギシ、と音を立てて距離を詰める動作の合間にも滴る血がぽたりと落ちて、それを写したカメラの角度がぐいと上がって加州の顔を捉えるのに、その前に構えたバタフライナイフが大きく映し出された。
『安いナイフだな』
『そうかな。切れ味を確かめさせてやるよ』
 そう言いナイフをくるりと回転させれば、収納されていた刃の部分が剥き出しになる。それがカチャリと音を立てると同時に、加州がテーブルを足場に飛びかかってきた。強化ガラスと思われる天板が踏みつける動作に重い響きで不平を鳴らしたが、それに耳を貸すものなどいない。
『その程度か』
 そして、加州が突き出すナイフを避けながら三日月が手に取ったのは、部屋の端に置かれていたライトスタンドだ。決して軽くはないそれを片手で掴み、傘を剥がして太刀のように振りかざせば、一度は詰めた距離を離して加州が叫ぶ。
『俺は、あいつの敵を討つまで……!』
 声と共にナイフを腰だめにし、細い身体がその身軽さで三日月の持つスタンドの軸をくぐり抜ける。次は振り下ろされるその角度に合わせナイフの側面で受け止めて、いなした姿勢から再度三日月を狙う、そのはずだった。しかし。
『くッ――…!』
 ガギ、と響く硬い金属と金属がぶつかる音。アクションシーンの撮影に使うナイフは本物のナイフの刃を落としたものを使っているのでそこまでは想定内だった。
 けれどナイフを握る加州の目が何かに驚いたかのように見開かれて、掲げた腕がびくりと揺れる。それに握る手の力も緩み、本来の動作と違う軌道を描いた刃が下向きに加州の腿を掠めて――その瞬間、ぎらりと輝いた刃の鋭さにまさかと思ったときにはもう遅い。ぱ、と鮮血が辺りに散って、加州の汚れたパーカーをさらに赤い色で汚すのに、三日月は驚きスタンドを投げ捨てそちらに駆け寄った。
「加州!」
 役柄のことも忘れて名を呼べば、周囲のスタッフも異常に気付き駆け寄ってくる。それにへたりとその場に座り込む加州と、濡れたナイフ。落ちたその先端に間違いなく本物の血がついているのを確認したのだろう。数名の女性スタッフから悲鳴が上がった。
 手当を、いや救急車を、と一気に騒がしくなる現場だったが、意外にも一番しっかりしていたのは当の加州で、脱いだパーカーでその傷を隠し、周囲に向けて大声で叫ぶ。
「待って、大丈夫! 大した事ないから!」
 わざとばたばたと大きく手を振り、側で青褪めていたスタッフの青年には笑顔まで見せている。そのスタッフが先程加州にナイフを用意していたADだと気付き、三日月は、ああ、とこの事故の原因を悟った。
「小道具を取り違えたのか……」
 加州のナイフは、刃が付いたままの通常用と、刃を落としたアクション用の二種類が用意されていた。その管理は小道具のスタッフやADが行うのが常だが、今回のナイフはバタフライナイフという形状上、慣れぬものにはその差などわからなくとも仕方ない。
 そう思えば責めるのも酷ではあったが、隠しておけることでもないだろう。だが一言も彼を責めなかった加州の意は汲んでやるべきだ。結局病院に行くことになったのか、スタッフに抱えられ運ばれていく加州。それを震えながら見送るADに、おいで、と出来る限り優しげに声を掛け、三日月は騒がしい周囲を縫って事の次第を報告に向かった。

 残る撮影はさすがに中止になった。加州の怪我はそれなりに大きいものだったらしく、入院まではいかないにしろ、完治までは数週間以上掛かるらしい。そして、数針縫ったというその怪我が撮影に影響しないはずもなく。一般の面会時間を避けて見舞いに来た三日月、監督、脚本家、そして少年グループの二番手役として出演が決まっていた大和守が病室に集まる中、今後についての相談が始まった。
「……あのADの子、どうなった?」
 開口一番加州がそう言うのに、大和守が眉を跳ね上げる。
「はぁ? お前さあ、甘すぎない? 怒れよもっと!」
「やだよ! だってこんなの、半分くらいは事前に確認しなかった俺のせいじゃん! なのにそれで辞められたり叩かれたりされたら寝覚め悪いよ!」
 ぎゃんぎゃんと言い合う様子は微笑ましいと言えば微笑ましいが、なにせここは病院だ。落ち着け二人共、と三日月が間に入ればすぐに静かになったものの、大和守の方はまだ憤懣やる方ない思いでいるらしく、加州から目をそらして俯いてしまう。それに代わり、三日月は言った。
「叩かれてもおらんし、辞めてもおらんよ。今のところマスコミに嗅ぎつけられた気配もないようだしな。ドラマが完成してしまえばそのまま皆忘れるだろう。……しかしなあ」
 まだ痛々しく包帯の巻かれた加州の足。細い右腿に皆の視線が集まれば、自然と三日月の眉根が寄る。
「お前が出ぬことを、不審に思うものは現れるだろうな」
 そして、そう告げた言葉に、加州の手が横たわるシーツを音が立つほどに握りしめた。
「……代役、立てるんだよね」
 震える声が示すのは、できるならばこのまま暴れまわりたいほどの悔しさなのかもしれない。今までにない役だと、演じるのを楽しみにしていたのだと笑っていた。あまり努力を表に見せぬタイプなだけで、実際は相当脚本も読み込んできたのだろう。けれど、長年この業界にいる身として、それがどれだけ周囲に迷惑をかける事になるかも知っているからか、そうせざるを得ないね、と監督が声を落とすのに、加州はそのまま黙って頷いた、しかし。
「その代役に、推したいやつがいるんだ。今からここに来るから、会ってよ」
 次に続けた言葉はあまりにも意外なもので、予想もしていなかったことに残る全員が目を見合わせた。
「なにそれいつの間に? ていうか誰だよ!」
 それにまたぎゃんぎゃんとわめき始める大和守に、お前も知ってるやつだから安心しろよ、と加州は言う。それに大和守はしばし黙り考え込んでいたようだったが、誰か思い当たる相手がいたのか。まさか、と顔色を青褪めさせた。
「え、それ本気で言ってる? あいつ受けたの?」
 せわしなくその視線が彷徨って、何故か三日月を見てから加州に戻る。しかし加州はそれに答えず目をそらして黙り込んでしまうのに、大和守はへたりと座り込んでしまった。
 その口元から、無茶だよ、と小さく声が溢れたけれど、完全に取り残された三日月達にはそれが誰かも分かるはずがなく、来るというその相手を待つしかない。そこに。
「来たかな」
 そう加州が言う声に重なったのは、走らぬよう、けれど急いで廊下を進む足音。それが近付いてきたかと思えば途中で我慢ならなくなったのか、リノリウムの床を踏む響きが一気に早くなる。そしてノックもないままに扉が開き、一番最初に見えたのは白すぎる指先で、それが纏った手袋のせいだと気付けば青年のことを、そしてあの日見た指先を思い出すのに、三日月の心臓がどくりと跳ねた。
「加州! 大丈夫か!」
「くにひろ、声でかい。……ていうか先に、挨拶しろよ」
 扉から身を乗り出した姿勢で止まっていた姿が、加州の声にはたと気付いて周囲を見渡す。
 それに揺れる、金色の髪。いつもは被っていると思われるパーカーのフードはおそらく走る間に脱げてしまったのだろう。髪のみならず、紅潮した頬も、その上で輝く瞳も、それを覆う長い睫毛も惜しみなく病室の灯りに晒されている。
 その時初めて三日月はその瞳の色が翠であることに気付き、そして脱色かと思っていた髪は地毛だったのだとも気付いたが、そうして不躾に注いだ視線に、青年はびくりと身体を揺らして、なんであんたが、と呟き凍りついてしまった。
「清光、お前絶対くにひろに何も言わずに呼んだだろ」
 呆れ返った大和守の声が響くのに、止まっていた時間が動き出す。それでやっと挨拶がまだだと気付いたのか、ぎこちなくも姿勢を正し、それぞれに挨拶をしてみせた青年に向かい、お前に頼みがあって呼んだんだ、と加州は言った。
「あのさ。俺の役、お前がやってよ。中身、覚えてるだろ」
「……なにがだ?」
 心底意味の分からぬことを聞いたと言わんばかりの声だ。怪訝そうに眉をしかめて首をかしげる仕草に、加州は自分の足を指差す。
「俺、こうなっちゃったからさ。代役ってやつ」
 そう言い直した言葉すら飲み込めなかったのか、何度か反芻している様子が伺えて、やがて意味を理解したらしい青年の頬が血の気を失う。それからふらふらと彷徨った視線が助けを求めたのは、げんなりとした表情で座り込んだ大和守だった。しかしそれには無言のままで深い溜め息だけが返されるのに、視線はまた加州を見て、もう一度大和守を見て、最後に苦笑を湛えた三日月を見て――その足元が、ふら、と後ずさった。

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おせっせシーンはもうちょっとねっとりと手とか指とか責めたかったな!w という悔いは残りますが大人×子供感とか、現パロならではの舞台と小物は出せたので割と満足。項もはむはむしたしな!
あとおせっせ中の山姥切くんの台詞もいつもより男前感出せるように頑張ってみましたので、そこが可愛いなーって思っていただけたら嬉しいです。

表紙は例によってKIBさんにお願いして、タイトルロゴと背景他は私がやりました。正直これ二冊目でかなりギリギリだったのであんまり凝ったことできなかったんですが、山姥切くんの衣装とかは色々相談させていただきましたし、あと表紙に役者らしい小道具がほしいから台本持たせてください、ともお願いしたなー。

あとその台本には付箋つけてください、ともお願いしたんですが、これは具体的にこういう付箋にしてくださいと言わずおまかせしたものです。ていうのも理由がありまして、も古い話なんですが、同じくKIBさんにお手伝いしていただいたみかんば本の「桜埋め」、あれの最後の漫画で山姥切くんが手紙を書くシーンがあるんですが、そこで机の上に付箋の付いた辞書が乗ってる描写がすごく好きで。(当時の裏話にも書きましたが、この部分は私の指定ではなくKIBさんのファインプレーでした)
なのでそれを思い出して描いてもらったものだったのですが、そしたらその付箋が結構小さかった&赤青の二色だったので、作中でもその辺使ったシーン入れたりしました。

最後に載ってる漫画は、小説本文プロットの時点で決めてたオチというか設定でした。小説の第一幕で加州が妙にニヤニヤしてるのはそのせいですw
なのでKIBさんに漫画までは描いてる時間ないって言われたら小説の方にも組み込む予定の要素でしたが、幸いOKをいただけましたのできゃっきゃ原作書いて投げつけさせていただいたのですが加州世界一可愛いよね!!!!!
やっぱり出してる本が本なのでなかなかみかんば以外をお願いできることないのですが、たまにこうしてお願いできるとやっぱ他の子もめっちゃ可愛く描いていただけてありがたいですはー加州めんこい。
もちろん山姥切くんも三日月爺もめんこいのですが!てかあちこち三日月爺すごいいい顔してるよね!www 特に4P目1コマ目のニヤニヤしてる爺がお前wwwwって感じで超お気に入りです。というか最初にもらったネームであまりにもそこいい顔してたのでそれに引っ張られる感じで後半のコマちょっと台詞とか変えた記憶があるw
最後の山姥切くんもめためためんこくてバカップル万歳!って感じで締めてもらえて、今読み返しても大変にやにやしますw KIBさんお忙しい中本当にありがとうございましたー!

というところで裏話はこの辺で!あとみっつくらい裏話残ってるのでまた懲りずに語ってると思いますがお暇な方はお付き合いくださると嬉しいですー!
あ、あとこないだから拍手フォームと感想用のフォーム統一しました。横にも貼ってあるけどこちらになりますー!
ブログに関することもこちらで受け付けてますので、何かあればお気軽にお寄せくださいませーお待ちしておりまっす!