いつもの裏話いきますぞー。10月の新刊ね。まずは「目をつぶって恋に落ちよ。見てはいけない。」の方。

見本 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7280623
通販 https://night.booth.pm/items/347645

元々はTLでステ近さんがステんばちゃんにえっちなことしてそれをミュ近に見せつけて…みたいな話してたのに乗じて書かせていただいた小ネタでした。支部の小話集に載せたやつね。
その後芸能パロプチが決まり、だったらその続きも書いてみたいなーと書いた話なんですが……どうしてこうなった感が否めませんな!!!wwwwww

や、最初の小ネタの時点でその片鱗はあったのですが、ミュ近さんにはミュんばちゃんをくっつけたいじゃないですかやっぱり…。でもあーいうものを見せつけられた上で自分とこのミュんばちゃんに手を出すって酷い人じゃない?ならいっそ酷い人路線で突き抜けちゃう?みたいな感じでプロット立てていったら想定してたより酷い人になった気が…しなくも……その……。
舞台の彼ら、あんなに楽しそうなのにねえ。それがどうしてこうなった、とはほんと思ってるんですけど一応自分なりにあの舞台に至る「刀剣男士」って存在を突き詰めてみた結果なんです。合わなかった人ほんとごめん…。
というわけで以下またぐだぐだとその辺語ってみますので、ご興味あれば。

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■神在月本丸
ミュ本丸。作中で語った通り、普通に刀剣男士として顕現したんだけど、当初から「ミュージカルに出るための広報部隊」として作られた本丸です。舞台では各自が自分の役を演じている、という解釈。
なので本当に敵と戦ったことはなく、練度で言えば全員レベル1状態。舞台に出ない&付き人もやらない子はそもそも本丸から出たことすらないという、華やかに見えて実は一番刀剣男士が人間扱いされてない感じの本丸。

面子としては全員顕現してるわけでもなくて、基本舞台に出るの決まってる連中以外は他5振りくらい、というイメージでした。ミュ本丸なので堀川はいる想定。出さなかったけど。でも山姥切くんはそっちにもあんま懐いてなかった感じで。堀川とも距離取って、審神者にも心許しきれず、本丸内ぼっち。初期刀でもないしね…。

審神者のイメージは舞台のからまんま持ってきてます。いろいろ出来る人でありつつ刀剣男士にもそこそこ肩入れ、でも表立って政府に逆らうことはしない、みたいな…。
途中の台詞からお察しいただけるかな?と思いますが、今回の騒動の裏も知ってます。そこまで考えてはいませんでしたが下手すりゃ罠の発案がこの人だった可能性もあるw

名前の由来はミュの最初のお披露目が10月=神無月だから。でも神様のいる本丸を神無月と呼ぶのもおかしいだろってことで神在月。でも上記で言った通り、実際は政府の皆さんは神様どころか人間扱いもしてないし見目が綺麗で金になる便利な道具としか思ってないので、皮肉でつけた名前でもある。
政府が全員そうだって話ではないつもりなんだけど、少なくとも一分は確実に私利私欲のために動いてて、今回の件はそれにわかりやすくミュとステが犠牲になってました、みたいな…。
ちなみに二度目に出てくるホテルが目黒なのはミュ組のお披露目で目黒雅叙園使ってたからですw

なお余談ながらこの「◯◯月にはじまったから◯◯本丸」はいっそこの先花丸やufoの話書くときとかにも使おうかなー、と思ってたんですが、花丸本丸も10月スタートだったので初っ端から被ったwwwwwwww駄目だwwwww

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■皐月本丸
ステ本丸。名前の由来はミュ同様刀ステが5月情報解禁だったか初演だったか…どっちだっけ、一回ちゃんと調べたんだけど忘れてしまったw まあそのどっちかです。ひねりなどない。

ミュ組と違いこっちは本当に戦ってる本丸です。ステという舞台は存在しません。顕現してる刀もステのイントロコールで名前が出た連中(堀川とか加州とか)はいる感じで、ステの舞台で起こったようなことは実際に経験している、という解釈で。
実力を買われてちょっと変な時代とか敵とかにもぶつけられてるという、ミュとはまた違った感じで政府に便利に使われてます。

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■タイトル由来
あまりにもタイトルにするには長すぎるタイトルでしたが、元ネタは奥付に載せた通りアンディー・ウォーホルの言葉より。「本質を見よ」って意味。見目とか発言に惑わされず、みたいなニュアンスのはず。

ミュ近さん、自分の本質も、ステ組の本質も、そしてミュんばちゃんの本質も何も知らないところから知っていく話なので。というか私の書く話はなんかともかく「知っていく」話ばかりだなと自分でも思うw
いいんだよおおおおそうやって恋を通して色々学んでいく姿が好きなんだよおおおおおおお!!!!

余談ながら表紙のタイトルだと「恋」が旧字(戀)なんですが、これは使ったフォントの関係でそうなってるので本人的にはどっちでもよかったんですが、印刷所さんがそれを気にしてわざわざお電話くださったのが大変な羞恥プレイでございました。
いい声のお兄さんにこんなくっそ恥ずかしいタイトルを読み上げていただいてしまったぜ…ご、ごめ…。

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■ミュ近さん
ミュを見た方からすればどうしてあの生き生きとした三日月宗近からこんなキャラが出てくるんだ、みたいな感じになって心底…心底申し訳ない……。
でも一番最初に自分がミュを見たときの印象としては、あれが素にはどうしても思えなかったのよな。

なんというか、中身は神様で、それが人の形を得て、それを面白がっている自分を面白がっているみたいな印象があるのです。二重にも三重にも演技してるみたいな…。
うまいこと言葉に出来ないんですが、そうやって刀生をエンジョイしてる自分ごと演じてるみたいな感じ。なので根の部分はもうちょっと人らしさ希薄なんじゃないか、演じること自体を嫌っているわけではないけどそれが素なのかと言われたら違うだろう…というイメージがあって、それをキャラに落とし込んでみたらこうなりました。

あとは単に私があまり芸能界ということ場所自体にいい印象がないのと、その上で刀剣男士はどうやったって刀だろうと思ってるので、その刀である彼らが舞台という場所にいるのは刀剣男士として幸せなことなのか?ってのも疑問だったので。
もちろん他所様の創作とかで楽しくアイドルやってるのとか全然ありだと思うんですけど!あくまで自分の解釈としての話でーーー!!
ぶっちゃけ今回ミュネタで本出されてた方けっこういらして、ありがたく拝読させていただいたんですがみんなすごい可愛い話ばっかりで…うっ、何故自分のところはこう…ってかなり凹んでたんですけど(一応ハッピーエンドに持っていったとはいえ全般的に後味のよろしくない話である自覚はあった)幸いそれでも萌えてくださった方いたようでよかったです…。

まあそんな感じなので、当初本人的に自覚はなかったんですが、やっぱミュ近さんもちゃんと刀として戦いたかったのよな。んでそれを体現してるステ近さんが目の前に現れて、自覚し得ぬままめっちゃ羨んで憧れてコンプレックス抱いて苛ついて。そうして自分の存在意義ぐらぐらさせられて帰ってきたところをミュんばちゃんによしよしされてのめりこんでいくわけです。まあ形の上ではただのセフレなんだが(ひどい

でも、舞台上で演じている「三日月宗近」も彼の一部分には違いなくて、また演じてる間にそれが素になっていくところもあるだろうなと思ったので、ミュ組と一緒にいるときのキャラは比較的そっちに寄せて書いてました。(…あれでも)
ミュ組の仲良し感かわいくて好きだしね。加州が出てくるところとかどこもめっちゃ楽しく書いてたw
書いたタイミング的にこの頃はまだ幕末天狼傳のほうは見てなかったんですが、もし見れてたら加州とやっさだの出番はもっと増えてただろうと思いますw めっちゃよかったんじゃあ……。

作中でも語ってるんですが、ミュ近さんはミュージカルをやること自体を嫌ってるわけじゃないつもりで書いてます。
ただ刀としての自分も持っているからこそ、刀剣男士としての本来の役割に憧れがあって、その合間でふらっふらしてる人のつもりなんです…。それが最終的にはミュんばちゃんという支えを得てどっちも自分でどっちもあってこそ自分という「三日月宗近」だって自己を確立する話なんですよただのエロ本ですけど!wwww

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■ミュんばちゃん
読んでる方には自明の理ですが、過去に本歌と比べられたり写しがどーこー言われているので、舞台の上で見世物なんて断固断る!!という子です。当然ステんばちゃんと比べられるだなんて地雷中の地雷。
ミュ近さんはそんなこと全く知らなかった(こういうことになるまで興味もなかったので名前となんか内番やってる刀ー、くらいの印象だったかと)ので、後にそれを知り、そんな子をあんな目に合わせてしまったのかーーーーすまんかったーーーーーーーと激しく反省していただきたい。

作中で言った通り、だから本当は刀でありたかったわけで、ミュんばちゃんは「刀でありたかった自分」を自覚しているけれど、ミュ近さんは無自覚だったので、そこにもじわじわと焦燥を感じています。
あれ俺も刀でありたいんじゃね?って薄々気付き始めてるところに刀であるステ近さんがミュんばちゃんにも手を出そうとするのでぶっちぎれつつやっとそこで自分の感情を自覚する、みたいな感じにしたかったんだけどあんまうまくかけてないなここ…。
その辺の対比はもっとしっかり入れたかったなあ。

でもそういうふうに思っていながら実際やってるのは雑用がかりで本丸から出れないまま一年近く過ごしてたというえらい可哀想な設定にしてしまった…。
その分華やか(に見えた)ミュ近さんや他の面子を眩しく思っていて、でもそれがほんとふらふらと帰ってきたものだからできることならなんとかしてやりたい、って思うところから始まる話です。
この時点では恋でもなんでもない、ただの献身。
それがいつから恋になったのかは多分本人もわからないんじゃないのかなー。(私も決めてない)

ただ、そうやってふらふらと帰ってきたミュ近さんみて、ああ今は誰かが側に居てやらないとまずいんじゃないか、誰でもいいなら俺でもいいだろう、って以降流されるままえっちな抱きまくら扱いされるんですが、それが実は「誰でもいい」んじゃなくて「俺だからできた【かわり】だった」っていう事実を知り心バッキバキである。
そっちのほうがずっとずっと辛かったという。いやほんとひどい話だなこれ。
でもその頃にはもう献身は恋になってしまっていて、だからこそ余計に辛い、みたいな感じにしたかったんですがこの辺もあんま描写としてはできてなくて自分にちょうがっかり…3Pカッコカリ書くのに手一杯過ぎたw

そんなミュんばちゃんの「縋る」仕草は、一回目に読んだ時はミュんばちゃんがミュ近さんが好きで不安でそばにいて、みたいに読めるようにしつつ、真相を知った後はそうじゃなかったんだぜ、と読めるといいなと思って書いてます。
基本的にミュ近さんがぐらついたときにそれを察して引き止め支えるときに「縋る」の描写いれるようにしてあるはず。
逆に自分が不安な時は手を伸ばさない(布団の中で自分のこと語ってるときは自分の肩を抱いているし、その翌朝お昼ごはん食べに歩いてる時は布を掴んでいる)んだけど、それが初めて崩れるのがあの3Pカッコカリシーン、という構図、になっているはず…。
その後やっぱり自分は不要だろうとミュ近さんの手を振り切って逃げ出すんだけど、捕まえられて告白されてそれを受け止めて、ちゃんと自分からも抱き返した後は、今度はミュんばちゃんが手を引いて一緒に本丸を歩いてくれるのです。

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■ステ近さん&ステんばちゃん
表紙に堂々といる割にはこれまた酷いキャラにしてしまって心底申し訳な……orz
イメージとしてはステの話をそこそこ前に終えて、そこからちゃんとお付き合いに発展して、以降割と対等な関係を築いてきた二振り、という感じで書いてました。

でも結局彼らも政府の手の上にいることは変わらなくて、ステ近さんの方は特にそれを強く自覚していて、それでも自分を餌に少しでも他の皆も含めた境遇がましになる(隠し撮りを仕込んだ政府の人間を捕まえられる)なら、と思って動いています。

イントロのシーンはステんばちゃんまだそこまでの事情を知らなくて、単にえっちなところミュ近さんに見られてなんでこんなことするんだーってなってるんですが、後に理由を聞かされて以降自分も餌になることを了承。でもそこにミュ組を巻き込むことに関してはできればやめてやりたい…とは思ってたかなと。でも結局政府側が明らかにそれにそわっそわしてるので、せめてミュ組の姿は映らぬようにしようか、って打ち合わせてたんですが、結果としてあーやって押さえ込みの姿勢になったからそのまま致してしまった、という流れです。
一応台詞もそれを匂わせるようにはしたつもりなんですが、読み取ってもらえるほどは情報出せてなくてすみません…。

なお当初は本当にあのまま致すのではなく、あくまで挿れた振りで、って思ったんですがステんばちゃんにそんな器用な演技ができるはずもないだろうとマジで致しておりますw んで嫌だろうが手加減するから我慢してくれと約束してたのに、実際は煽られちゃって我慢できなくなってるステ近さん…w まあ興奮するよなー、あのシチュエーションじゃなーーw

でもそうやってミュ近さんにミュんばちゃん連れてこさせて、まあこういう風になるだろうなーというところまではすごく冷静に読んでただろうしめっちゃミュ組ステ近さんの手のひらの上なんですが、でもそうやって巻き込むにあたって、そうなったならちゃんとお前らもくっついてくれーみたいな親心?もあるわけです。
あとやっぱ自分がステんばちゃんほんと大事で大好きで支えになってて、同じようにミュ近さんのこともミュんばちゃんがささえになってくれたら、みたいな身勝手な気持ちとか。他人事だけど他人事じゃないなんともいえないこの…。

なのでベッドの上ではめっちゃミュ近さん煽って、ほらほらお前がいらないなら俺がこっちも手出しちゃうよーみたいなことしてるんですが、これも本文だけ読むとただの好色な爺にしか読めねえええええええwwwwwww
その辺のフォローを入れた後日談を公開予定(開場で配ったポスカ裏のURLのやつな)なんですが、ちょっと上手いことまだまとまってないのですみませんもうちょいお待ち下さい…。

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■えっちなはなし
まあ例によってここまでグタグタ語っておりますが基本はみかんば&みかんばで複数プレイでえっちなことしたいな!!って話なので以上のことは全部忘れていただいても特に問題ありません!!!!w
書くのめっちゃ大変だったけどな…ほんと名称のあたりどうしたもんか、って悩みつつ書いてたので読んでる方もこれは混乱するだろうなと…すみませんー!!
行動から察してくださいw ノリノリなのがステ組で嫌だやめろ離せなのがミュ組ですw もうほんと途中何度地の文で「ミュんば」とか書いてやろうと思ったか!!wwwww

でもプレイ自体はどこも大変…大変楽しゅうございました…。都合いいおせっせの対象にさせられてえっちなことされまくるミュんばちゃんも、ステ組のプレイ見せつけられてやだやだしてるところも楽しかった…。
嫌だやめてゆるして助けてと喚く受が大好物過ぎてすまない!!長年患ってる性癖なので仕方ない!!
序盤ステ近さんもミュ近さんも若干鬼畜気味に書けたのも楽しかったです…強引な攻はよい…。

でも後半の3Pカッコカリは一応ちゃんとその後の展開を意識して書いてますので、真相知った後に読み返してあー、ってなっていただけたらうれしみ。
めっちゃギシギシさせてるのは声かき消すためで脱がない布は姿を隠すためですよ。作中でも言ってるけど。
あとイントロのステ組せっせが着たままえっちなのもあの時点でステ近さんは撮られてる自覚があるからせめて政府の連中に肌はあんま見せないようにという気遣いというか独占欲というかでああしていますw

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■Endress Night
お気づきの方もいらっしゃるかなーと思いますが、実は割とこの曲をちゃんと意識して書いている話だったりします。文中のあちこちにわざと表現重ねたり、展開なぞらえたりしてます。
わかりやすいところだとラストシーンがそのまま「終わらない夜のような~」とか書いてますね。

でもやっぱりこの曲で描かれてる「三日月宗近」はあくまでミュージカルで演じる「三日月宗近」なので、歌詞では「そばにいていいか?」なんだけど、この本の三日月宗近は「そばにいてくれ」なのよな。その辺の違いとかも感じ取っていただけたら嬉しいなあ…。

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以上、ぐだぐだといつもの裏話でしたー!
そのうち手タレの方の裏話もやるので、お好きな方はお待ちくださると嬉しいですん。
あと感想フォーム、ぐぐるさんちで作りましたのでよろしければご意見ご感想等お寄せいただけたら超うれしいですー!!

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