無事池田屋クリアして、政府うさんくさいモードに拍車がかかった所で更新いきまっす!

【こいあいきせき】※R18話題注意

これ一冊で他の本数冊分くらいの濃度(濃度言うな)がある感じなので、今回はひたすらこれについて語りますよー。まずは前に書いてた裏話はこちらからどぞ。

「翠霞の雨」他裏話
http://night.littlestar.jp/2015/05/touken_0516.html

元々は支部にあげてた「てのひらの」という話。胸糞悪さに(俺の中で)定評がある話なのですが、例によって書いた本人は特にバッドでもメリバのつもりもなかったという…。
これに関しては相方の発言が流石というかなんというかだったのですが、やっぱ読んだ相方も酷い話ではあるがバッドエンドとは思っていなかったらしく「だってこれこの先三日月普通に恋心自覚するよね」と言われて、アッハイとしか言えなかったw

まあこれも続きなどなくあれで終わりのつもり(そういう余韻や想像の余地を残した終わり方が好きなんだろうとやっと自覚したのですが、多分それ書いてる本人だけで読んでる側としたら単なる未完に読めるんですかね…なんか何書いても続きをと言われてる気がしてならない、勿論ありがたい話ではあるんですが)で吐き出した話だったのですが、前に語った通り、読んだあとに相方含め三名ほど「続きがあるならこんな感じ」とお話をいただけたので、もうこうなったらお前らそれ書けよとおねだりしたおして一冊にまとめてみた、という本です。通称マルチエンディング本。
なおいいだしっぺは私ではなくそのうちの一人である如月さんであることを強く激しく訴えていきたい。その責任は十分とってもらったと思うけどさw

表紙はTwitterでは長いお付き合いになりましたおくらんにお願いしました。元の話読んでてくれたので雰囲気も把握してもらってたし、なによりこの手のリリカル薄暗い感じにすごいハマるタイプの絵も描ける人なのでなー!
結果、この山姥切くんのはかなげかわいそ感といい、三日月爺の綺麗だけど底知れぬ感じといい、たまらん絵いただけて大満足ですひゃっほおおおう!!
タイトルロゴとかは例によって私がきゃっきゃ担当させていただいてますが、ロゴの形悩んでTLでぐだぐだしてたら色々ご意見いただけてありがたかったなあ。結果的にこんな感じになりました。お財布に余裕あれば箔押しにしたかったなーこれ。

中身はこれまた特殊な構成の本ですし、各作家さんがそれぞれ相互にはほぼ面識なしなのもあって、割と頻繁に互いの情報こっちで集めては流して、みたいな感じでやってました。
話としては当然ネタ被りもありえるので気を使ってくださった方もいらしたのですが、こちらとしてはまあ事前にもらってる話的にほとんど被らないだろうと思ってたので割合気楽にw
ちなみにサブタイトルは当初自分で続き書くかーと思ってた時のやつが微妙に諦めきれなかったので、ある程度詳細もらった段階で各自これでどうですかーと提案してあんな感じに。相方のなんかは特に顕著ですが、そこ意識して書いていただけたのでいい感じにまとまったかなと思いますん。
というか各自提出時に「自分のだけ浮く気がする」と全員が言ってるのが面白かったwww

こちらからお願いしたのはそのサブタイトルの件くらいで、設定やストーリー、P数に至るまでほんと自由にやってもらいました。石に関する解釈もほんと自由にしてもらったのですが、みんなその辺の描写綺麗で読んでて楽しかったなあ…。
というか、それを今更言うかという話ではあるんですが、自分以外の御三方は全員小説書きが(同人的な意味での)本職なので、未だに似非小説書き気分(傍から見たらどうかはさておきな…)な身としては割りとガクブル感ある本でもありました。
ほんとその石に関する色の描写とかは、ぐあーーー敵わねーーー本職SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEてなってたなあ…。その辺自分でもすげえ下手なところだと自覚してるので、勉強になりました…。

あ、内容について、書ける人はえろいのかいてくださいとは割と容赦なくお願いしましたwww 自分がプロットの時点で割りと濃い目に書く気満々だったので、その一作だけエロというのは!避けたい!!とwww
そしてそのせいで相方は当初予定のなかったエロのためにページ数を増やされ、如月さんは元々えろいのだったのに更にエロくさせられたのだった…www なおきんぎょさんはえろいのも書ける人なのですがそもそもみかんば初挑戦でそれは…!と拒まれましたチッ

以下は個別にぐだぐだ語るよー超語るよーーー。

・輝石
WEB版からちょいちょい描写の手直しはしましたがまあ基本同じ話。
酷くて不気味ででも根っこにあるのは形が歪んでしまってるだけで愛であり執着である、というつもりで本人は書いてますが、まあ普通に読めば救いのない投げっぱなし話にしか読めないんだろうなあとは…。そこをちゃんと読み取れるように書けてないのは筆力の問題ですねすいません。
でも描写的には好きなのいっぱい入れられて楽しかった…。畳の目にそって転がる石とか、つまみあげた手のひらの上で輝くのとか絵として想像するとたまらんものがあるのですがどうか。

あと「手折る」という表現にものすごく萌える質なのですが、萌えすぎて頻繁に使いたくない…!とも思ってもいるので、ここか!使うならここかーーー!と思って書いてたなあ。優しくて綺麗で残酷ですごいぞくぞくする日本語だよね。
でもまあ結局、この話に関しては「三日月爺にとって山姥切くんは『掌中の珠』なんだ」ってのに気付いていただけるかどうかで見方が変わる話かな、と思います。それを本人すら自覚してないけれど。
山姥切くんが大切なんだけど、大切に想うという感情自体を知る前だからこそその表し方がおかしい三日月爺の話のつもりですよ。(この辺りは「濡れた喉」という話も同じ感覚で書いてます。要は酷い爺書くときにそういうイメージがあるんでしょうが、人に非ず、ではなく、未だ人に成らず、故の残酷さなのよな)

・軌跡
相方こと東雲悠希さん担当話。爺改心ルート。
基本的に私と相方は思考と趣向の方向性がかなり近い(特に萌えに関しては…w)ので、最初に相方に語ってもらった続きは「まあこうなるよねえ」って感じでお互い話してました。その上でお前が書くのと被らないのか、って言われて、こっちは別の話にするからそっちはそのまま書きたいように書いてーとお願いしたところ、すんげー可愛い話になっちゃってもう読みつつじたばたしてたw
この酷い人→こいにおちーるーおとーがしーたー!な三日月爺むかつくかわいい!www
 怯えつつ惹かれてる山姥切くんがまたエロくて可愛くてなあ…あの本人が自覚できないまま消耗して傷ついて怯えててでも抱かれてるってえろすぎないですか相方天才かよ。その上で一度石を奪われて、そこからの告白シーンたまらんかったあああああああ!!!うわーん男前ー!!男前ーーー!!でもかわいいーーーーー!!

そして無理に追加してもらったおいやらしいシーンはもうこれまた可愛くってなああああ……あの頬すりすりしてくるところとかめんこすぎる。うきうき跡つけちゃう三日月爺もさあ!浮かれやがってこのやろーいいぞもっとやれ!!
最後にみんなを交えてわちゃわちゃしてるところも片っ端から可愛くてつるいちありがとうございます!ありがとうございます!!って感じでしたとも!

そしてこれは率直に自慢ですが、本出した直後に私の誕生日があったこともあって(9月5日なのです今からでもなんかくれください)これの後日談も書いてもらってたりします。それがまた可愛いんだぜ…!!
一応自慢の許可も頂いてますし、彼女のぷらいべったーでログイン公開になってますので、ここまで読んでくださってる方にも幸せのおすそ分けということでURL置いときますね。 http://privatter.net/p/1011010
これに限らず相方は結構ぽろっとみかんば書いたり語ったりしてくれるのでその都度ごろんごろんしております…w 今回メインカプが別れちゃって(※あっちの大本命はみかつるなのである)わりとしょんぼりしてたのですが、彼女は同時に複数カプ萌えれるタイプなので今回のようなわがままも聞いていただけてありがたいですいやいやマジで。
そのうち機会があればみかんばの合同誌とかつるいちの合同誌とかやってみたいなー。やろうよー相方ーー(ここで言っても

・希石
藤井担当話。爺開眼ルート。
相方のほうが爺自覚話をやってくれるならこっちはもうちょい酷い爺継続路線かなーと思って考えた話です。
というか!たいへん正直に申し上げればエロ先行で考えた話だったりします。無理やり石口の中に突っ込むシーンがやりたくってさあああああ!!絵的にすごい萌えると思うんだけど小説でその萌える感じが出せたかと言われるとぐぬぬ。
あとは奪われた記憶戻されて恐怖に震えてるのとのギャップに余計怯えるとか、怯えたままなのに身体は快楽覚えててどうにもならないとか(身体は開発済みで心は処女とかえろすぎるだろ、と作家陣にお褒めいただけてとても嬉しゅうございました)、そういうあたりでえろいことにしたかったのですが設定活かしきれて無い感満載で悔しい…お、おのれー。

それと拘束プレイと乳首責めな。後者いっつもやってるけどな。拘束プレイは当初単に帯で縛り上げるだけのつもりでしたが、そうだ刀に結びつけてやろうと思いついてワンランクアップしてみました。
刀剣男士の刀は武器であり弱点でもある、ってのは面白い設定(公式でそう明言されているわけではないですが)だよなーと思います。
なのでそういう大事なものである刀を当の本人は気にせず拘束の材料に使う(そのくらい山姥切くんに集中している)し、山姥切くんはむしろ爺のために抵抗ができなくなってしまう、というあたりのギャップも書きたかったん…。
その辺も含めてやめてよして系もあんあんらめえ系もどっちも書けたのは楽しかったです。酷い爺路線やるなら抵抗させてその上で屈服させたいよね!(いい笑顔で

ストーリーとしてはタイトルを「希石」にした時点でオチまでするっと出てきました。本来の意味としては希少な石、なんでしょうが、おもいくそ当て字ですけど「希う」は「ねがう」と読んでいただければと思います。ええい考えるな感じろ。
そしてこれ、序章の次点では三日月酷い、山姥切くん可哀想的なことを結構言われた話だったのですが、これむしろ可哀想なのは爺だと思うんだよなあ…。
自業自得ではあるものの、自分の執着の正体を知った時に、相手が何も覚えていないって辛すぎるだろうなって思ったのよ。
何度も何度も山姥切くんのこと好きになって、なのに手に入れた途端相手はそれを忘れちゃうんだって思うとむちゃくちゃ辛くないですかこれ。その辛さを双方自覚して、その上で山姥切くんがそれでも俺はあんたのことを好きになる、って言ってくれる話なので、ちょいと切なめではありますがハッピーエンドにしたつもり…です。わざわざ言うこっちゃないけど、もうあの後は普通に恋人同士だよ。でもきっと目が覚めるまではずっとめそめそしてたんだろうなあ爺w
ちなみに最後の口付け描写は、意図的に序章の描写に被せてあります。繰り返す日々の中、同じ行為が別の意味に、二人の関係が別の関係に変わったことを示す描写のつもりで。よかったら見比べてみてくだしー。

>>20151017 追記
表紙絵描いたおくらんから、お誕生日祝いということでこの「希石」の絵いただきましたあああああ!!!!!ここでも!自慢!させてね!!!!!!
https://twitter.com/okrrrrrrr/status/655298247569747968
どうよこの山姥切くんの満足気な顔……! この向こうで爺がどんな顔して抱きしめてるのかと思うと切なくてめっさ滾る…!うわーいおくらんありがとー!!ありがとおおおお!!!!

・帰責
如月薫さん担当話。爺天誅ルート。
一番最初にノリノリで後日談を考えてくれたのはこの方でしたw もともと序章部分はがーっと一時間位で書いて深夜にTwitterに投げ捨てたものだったのですが、それから一時間後、如月さんから怒涛のリプライでこの話の原型が届いたというw
本人曰く、「風呂入ってたらまんばモンペ拗らせてる脳みそがふつふつと三日月宗近に天誅をって騒いでしまって」とのことですがえーやだーモンペこわーい(棒

というわけで三日月爺天誅ルートである。えるしっているか、当初の予定ではこの話爺が倒れた所で終わってたんだぜ。何の救いもなかったんだぜ。そこで容赦無いバッドエンドを選べる如月さんマジ怖い。かっこいい。もうどうやっても自分には出せない結末で、でも決して納得出来ないバッドエンドではなくて、あんたさすがやーーーー!!と平伏した記憶があります。こういうの書ききるのって凄い胆力(そして筆力も)いるよね…。
でも逆転ホームランの余地も残せるよ、というので、そこは何卒お願いしますずざーして最後の国広兄弟のシーン書いてもらいました。
てか如月さんの書く国広兄弟めっちゃ好きなのでそういう意味でも嬉しかった…爺倒れる前の堀川くんとかすごいよくない!?あの僕は頼りなかった?って泣く堀川辛すぎて切なくて読みながらあああああああああごめんよ堀川ああああああ!!!ってなってた…。
山伏の方はお察し通り爺が顕現前に刀解してるからいなかった、という設定だったそうですが、その辺りについて打ち合わせ半分雑談半分で語ってたところ、最後のシーンで顕現させてくれたのでした。この伏兄もまたかっこ良くてねえ…。

おいやらしいシーンはこれまた流石だよね!w 恥も外聞もなく乳首責め入れてね♥っておねだりしたところその辺りも大幅増量していただいて大変…大変おいしゅうございました…えろかった…。目隠しプレイでめちゃめちゃのとろとろになった状態で告白させるのもやらしかったあああああああ…。
そしてそのえろさは日常描写との差異があるからこそだとも思うので、こう、昼間に人畜無害な顔してお前は国広の傑作だろうとか言って人たらしモードな爺がまたたまらんのですよ…あそこ山姥切くんが喜んでるのが可愛くて可哀想でさあ!
三日月爺が容赦なく酷い人だからこそそこで喜ぶ姿にこれからあうであろう酷い目を予感してぞくぞくするよね…。審神者すら三日月爺が欲しいと望んだあまりにいいようにされているってのも薄暗くてめっちゃ良かった…。

・奇跡
きんぎょさん担当話。爺天罰ルート。
完成稿として一番最初に手元に届いたのはこちらだったのですが、まさかの18000文字。ご本人も「長くなりそう…」とは言ってらしてたけどほんとにいっぱい書いてもらってこちらはひゃっっほおおう!!となったのですが、それと同時に各参加者(無論私含む)は「これくらいの文字数書かなきゃだめかーーー!!」とざわりとしたという…www
ええ書きましたとも、書かせていただきましたとも。おかげさまでまさかの124ページであり印刷費が凄いことになったけど悔いはないです…w

内容的にはほんと、最後に相応しい(いや最初からこれを締めに据えようと思っていたわけではないのですがでもこの配置以外考えられないよね)めっちゃ泣ける話にしてもらったなと…!こう…徐々に徐々に三日月爺が周りに受け入れられていく過程がさああああ…徐々に神性が人になっていくさまがもう…流石すぎて…!こういう設定にしたならそこはおさえてもらえると美味しいよなあ、ってところだったので。
またそこにさあ…山姥切くんが決してデレてないのに三日月爺に新たな世界を与えていくってのがさああああああ…。
ここに関してはご本人が仰ってたのですが、あの最後の赤い石、あれ、「蠍の心臓」が発想のもとになってるんだそうです。私の命をまことのしあわせのためにおつかいください、ってあれですね。宮沢賢治の銀河鉄道の夜。
もうそれ聞いてうああああああああああああああってなったよね!わかる!

それ以外の部分もほんとしっかり序章部分読み込んでいただいて、色んな要素拾っていただいた上にすごい綺麗に昇華していただいて、ほんと作者冥利につきるなあと…。
ラストシーンの山姥切くんの包み込むような言葉が大好き過ぎる。男前でかっこよくて健気で可愛くて愛しくてほんとすごい。
三日月爺も山姥切くんも失ったものすごく多い(※失わせた当人が何を言うかという感じですがw)けどそれ以上に大事なもの手に入れてここから始まるんだ、ってとこで終わって、おかげさまでほんと綺麗にこの世界の結びになってもらえたなあと思いますん。

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以上、一冊の本についてここまでだらだら語ったのは流石に初めてだw(前回の桜埋めも相当だけどな…)はー楽しかった…つやつや。改めてご一緒してくれた御三方に感謝!
そしてほんと自分しか楽しくない更新かと思ってましたが、拍手でご感想やら更新についてのコメントも頂けてもんどり打って倒れておりますありがとうございますありがとうございます…!!
調子に乗ってまだ書きますので!多分あと二回くらいは!!wwwwwww
いやあのこれ書いてる間にも支部とかTwitterで結構あれこれとですね…w
とりま次は「月下美人」「CRAFTWORKS」「朱色鳴らして」について書いて、その後WEBに載せたのの話あれこれになるかなと。まったりかきまーす。