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怒涛のイベントラッシュ(っていっても夏コミとみかんばプチだけだけど)も過ぎ、各種手配もある程度終わったかなーということで。いつもの!いってみようと!思います!!

と、その前に通販のご案内を。(ここでやっても誰も見てないでしょうが……w)
そのイベントの発行物ですが、ありがたいことにどれも完売させていただきました。
ていうかこんなの一生に一度だから盛大に自慢していい? 開場一時間半くらいで完売だよ途中列とかできちゃったよ!!
まあ取り置き依頼が30件くらいあって(これにもびっくりしたとも)机の上に並べた分はそこまで多くなかったとはいえ流石に我が目を疑ったわ…。どんだけ勢いあるんだこのジャンル。それ以前に通販で相当(ぶっちゃけると普段のから桁一つ繰り上げるレベル)出てるんだけどな…。
でも当日一番びっくりしたのは、朝イチにいらした方が「ギルティギアの頃から好きだったんです!」と告ってくださったことである。流石に驚いて「……如月さんとお間違えじゃありませんよね?」と聞いてしまったとも。
だってギルティだよー!?確かに好きだし書いてもいたけど、少なくとも私は同人誌で出したことないし(ゲストとかお手伝いとはそこそこあるけど)、見てくださってたって言うなら多分相方とやってた別館位だと思うんだよね…。よ、よくもそんなWEBの片隅に置いてあった程度の作品の作家を覚えていてくださったなあと…!!ちょっとありがたすぎて長いことほも書いてた甲斐があるものだとw

んで当日、買えなかったという方からかなり再販希望の御声をいただいたのと、支部の方でアンケート取ったところそちらでもかなりの希望があったので、よし残った在庫でベッドを作るのも覚悟しよう、と思いつつオフの三種だけ再販かけました。
自家通販は行いませんが、とらさんちにそのまま全部投げつけておりますので、ご興味あればそちらからご購入いただければと思いますー!以下URL。

再版告知

「桜埋め」詳細:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5608453
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/32/87/040030328742.html

「こいあいきせき」詳細:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5673216
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/33/67/040030336790.html

「翠霞の雨」は再販分も完売しました。どうもありがとうございました!
残り二冊はやっと受付開始してくれたので、これからまったり売れてくれることを祈るw

というわけで以下は毎度恒例俺しか楽しくないだがここは年額三千円(※鯖代)の俺のチラシの裏なので好きにさせろコンテンツ、新刊他裏話です。
出した本が出した本なので一部R18話題注意かつ、どちらかというと今回は延々わーいゲストの皆さんすごいだろーと自慢し倒している感があるのでそういう意味でも注意。
そして言うまでもないが、長い。
あまりに長すぎるので、多分三回くらいに分けて書きますwww
というわけで一回目分ごーごー。

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【翠霞の雨 新装版】

前に書いた分の裏話はこちらから。

「翠霞の雨」他裏話
http://night.littlestar.jp/2015/05/touken_0516.html
「翠霞の雨(同人誌版)」「ふさいでさいて」裏話
http://night.littlestar.jp/2015/06/touken_0611.html

ていうか三回にも渡って同じ本の話をする気か。する気です。
とはいえ中身的には特にいうこともない(誤字修正しかしてないので)のでそれ以外のところで。

そもそもなんでいきなり新装版って、あれですよあれ、一部で話題になったのでご存じの方も多いかと思うんですが金沢印刷さんちがやったすんごい割引w なでしこジャパン応援のやつ。
うわー便乗してええええと思ってはみたものの、受付期間の素晴らしい短さにそれ用になんか書くのもムリだろうなあ…と思ったので、割と残り少なくなっていたこれの再販、そしてついでにとらさんに初委託…!と心臓ばくばくさせながら申し込んでみたのでした。

んでそれにあたって、ちょっと前にKIBさんがこの話にめっさ綺麗な絵描いてくださってたので(そしてそれを結構大きめサイズで仕上げていたとも知ってたのでw)締め切り当日の朝にそれで表紙差し替えさせろくださいと無茶ぶりした所快諾していただけたので、うっきうき装丁考えましたw
とはいえ元絵がこの美麗さですし、背景も素敵だったので、足りない部分ちょっと額装っぽく書き加えてタイトルロゴ手直ししただけですけどね。でも割と雰囲気でたんじゃないかなって!

またこれがねー、紙が綺麗でね!表紙に使ったやつ前から気になってたシャイナー雪にしたんですが、いい感じにハマってくれたんじゃないかと自画…いや人様の絵だけど自賛。
ほんと発色も質感も素敵な紙だったので機会があればまた使いたいなあ…。
本文の印刷も言うまでもなく綺麗で、正直小説本であるのが惜しいレベル(ぶっちゃけ文なら掠れてなければそこまでこだわりないので)

あと金沢さんというとこれまた一部で有名なキャラ箱(同人誌送付用のダンボールがキャラの絵になっている)で山姥切くんがあるのも存じ上げていたので、冊数的にも行けそうだなーと思ったので申し込みましたとも!www 自宅配送にしてたのでちょっと気恥ずかしかったけどねw

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表とサイドは他の方が注文したので見たことあったんですが、他の箱に移そうと思って底面解いたら兄弟が出てきてそりゃあ驚いたよね!www そういう仕掛けがあったことすら知らなかったからさー!!
国広三兄弟大好きっことして嬉しすぎましたナイス金沢さん!!でも欲を言えば堀川も描いて欲しかった…けどそこはきっと今後兼さん箱とか出たらそっちなんだろうなw
このシリーズ、他に三日月爺と燭台切さんもあって、ちょっと欲しくなってしまったのでまたなんか出すことがあったら視野に入れておきたい…www

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【桜埋め 同人誌版】

こちらも半分くらい支部再録本ということで当時の裏話はこちらから。

審神者はじめてました&「桜埋め」「檸檬」他裏話
http://night.littlestar.jp/2015/04/touken_0421.html
「翠霞の雨」同人誌版のお知らせ&「人生賛歌」他裏話
http://night.littlestar.jp/2015/06/touken_0606.html

「桜埋め」「檸檬」「春にして君を想う」を一連のシリーズとして再構築し、「檸檬」と「春にして君を想う」を繋ぐ話として「蒼穹」を書き下ろして、更に最後の話として「指さえも」という話を書いてそれをKIBさんに漫画化してもらったというすげー本です。自分で言うよすげーよありえねーよどうしてこうなったよ…?
(ちなみに「春にして君を想う」は当初別にこのシリーズのつもりで書いてなかったんですが、まあこの際一緒にしていいか、と思ってそれを前提に各所リライトしてます)

何度か言ってますがあの、普通にファンですのでな…。アストレイの時にきゃーきゃー言いながらご本買ってたお相手なので、もう当時の自分にこれを言ったらAA付きでまたまたご冗談をって返されるの間違いないレベル。
まあこうなるまでには紆余曲折あったような単にみかんばくれくださいずざーーーしてたのがいつのまにか大事になっただけのような感じなのですが、その結果がこういう本にできたなら厚かましくした甲斐もあるというものである(何様)。

というか当時を知っていてかつうちを見てる人がどのくらいいるのかという話ですが、以前KIBさんがWEBでやってらしたアストレイの企画で、KIBさんが参加者さんの小説を漫画にしてたのがあったんだよね。
それがすごい素敵だったし、下手くそながら小説も書く身としては羨ま死ぬ感じだったし、更に言うなら一応気持ちはまだ絵描きでもあるのでこんなふうに描けたらなあって意味でも羨ましくてああもうなにこれしゅごいってじたばたしておりまして。

んでその上であれこれ劾イラやみかんば語ってる間に、上記スイカ(スイカいうな)の絵を描いていただけて、それに調子乗って別の本で表紙とかやりませんか…とお誘いしたのがどんどこどんどこ発展していって、もう表紙描かすわ挿絵描かすわ漫画描かすわで作業量が半端ないことに…。
ちなみに当時のログ読み返しながらこれ書いてるんですが描いてっておねだりしたのが6月中旬ですよ。それから8月中旬までずっと作業してたんでほんと半端ない時間とらせてしまっている…!!

またこういう形で人様と本作るのは初めてだったので、そういう意味でも面白い経験させていただいたなあと…。
合同誌やアンソロなどそれなりに経験はあるんですが、そのどちらとも違う感じなので、こんなことしてたんだよーとぐだぐだ語っておきます。

①咲→KIBさん:
「桜埋め」「檸檬」「春にして君を想う」「指さえも」の加筆修正第一稿送付。他資料としてどのシーンはどの服装で、とかそんな感じの覚書や、室内の資料として撮った写真や、装具の資料なども用意。表紙についてざっくりしたイメージをお伝え。
なおこの時点でまだ「蒼穹」は書き終えてなかったというダメっぷりである。
ちなみに「指さえも」はプロットではなく小説で書いてお渡ししましたん。けどKIBさん以外には非公開なんだぜうひひひひ。

②KIBさん→咲:
「指さえも」のネーム提出。てかネームの細かさに画面前で萌えつつガタブルしつつの作業でしたwww半分くらい下書き兼ねるタイプらしい。
同時に表紙と各種中扉のラフ提出。ちなみにこの時に作中のキーアイテム(偉そう)である鳥の装具もデザインしてもらいました。
これ三日月爺には当然そんなのついてないんで、まあそこは二次創作ということでサラッと流していただければと思うのですが、実はデザインのベースになったのは三日月爺と同じくトーハクにある国宝、「兵庫鎖太刀」の太刀揃だったりします。鳥の装飾付いてるのよ。それを参考にデザインしてもらいました。
あと絵では描いてもらいましたが、「指さえも」で山姥切くんが三日月爺呼び出すのに渡した文付枝は待宵草です。まんまだけど季節的にもそれしかあるまいよとw(初夏から秋にかけて咲く花なので)

③咲→KIBさん
ネームチェックして一部台詞や表情等の修正依頼。中扉ラフも同様に。
表紙の詳細も詰めて、飛び石のデザインや本のデザイン等も詳細を相談。
また中表紙他に原稿用紙のデザインを入れよう、と考えて各種ラフ提出。
ちなみに原稿用紙周りや表紙のロゴなどの作業はこっちでうっきうきやりましたとも!その手のロゴとかレイアウトとか考えるのだいすきなんじゃーーーー

④KIBさん→咲
ネーム修正版提出。描きながら「こんならぶらぶ描いたことない」と言われてす、すみませ…www
台詞に関してはほぼ原作通りでネーム切ってもらったんですが、漫画にすると間のとり方が変わるなあ…と不思議な気持ちで見てました。なので漫画の方に合わせる感じで台詞を微調整。またページ割の都合上もう1P欲しいとお願いしていたので、最終ページを二分割するように相談してネームを修正。
「桜埋め」「檸檬」の挿絵ラフも提出。桜埋めの背景がほんと、自分で作った見取り図を元にちゃんと描いていただけたので妄想の具現化感はんぱなかった…!!
なおこの時点では作業時間の関係上挿絵はその二枚だけの予定だったのを結局四枚ねだって描かせたことを白状しておきます。

⑤咲→KIBさん
「蒼穹」第一稿提出。「檸檬」と「春にして~」を繋ぐ話なので、ちゃんと三日月爺から告白させよう!というのがテーマでした。(それに対して「指さえも」はちゃんと山姥切くんから告白してもらう話。)
タイトルとオマージュ元は言うまでもなく梶井基次郎の短編小説『蒼穹』より。『桜の樹の下で』『檸檬』と来たら次はこれかなあ…と。
実はタイトルしか存じあげなかったのでこの機に読みましたとも…! んで読んだらこれが一番好きになった。(檸檬も好きなんだけどね、復活した京都丸善行ってみたいなー)文章から見えてくる空と雲、最後にそれが心情にぐわっとかぶさってくるところすごい好き。
作中で出てくる鳥は、明確には書いてませんが杜鵑の方です。何故なら元作品の方で杜鵑が出てくるってのがひとつ、あと三日月爺に「鳴くまで待とう」って言って欲しかったから。「檸檬」の方で自分が急いて山姥切くんを傷つけた自覚がある分、受け止めてくれるまでいつまでも待ってる、みたいな心情がちらりとでも感じられたらうれしみ。
あとは作中のシーンいくつかは意図的に「桜埋め」「檸檬」のシーンにかぶせてます。この話に限らずなんだけど、そういう『同じようなシーンなのに受け取り手の気持ちによって解釈が変わる』みたいな描写好きなのです。
特に一番最後のシーンはかなり意図的に「檸檬」に似せてますので、読み比べて山姥切くんがちゃんと三日月爺の気持ち受け止められたんだなー、と思っていただけたら作者冥利に尽きます。ハイ。

なおこの辺りのやり取りから色々遠慮(元々してなかった気もするが)がなくなって会話の端々でアホなこと言いまくってたことも白状しておきます。
なんであんな綺麗な絵を描く人とヴィンテージプロ童貞だのかさねいろダブルふんどしだの春の大一番だのと語っていたのか当時の自分たちの思考回路がよくわからない…。

⑥KIBさん→咲
表紙完成。仕上がってきた時の興奮と感動をどうお伝えしたものか!!!!!!!!!!!!!!おねだりして同じ絵柄でポスターも作らせていただいたんですが、幸せですほんとに…。今は部屋に飾ってあるというかむしろ飾りたくて作ったw
作業中途中経過もかなり見せていただいてるんですが、正直レイヤー少なすぎて何の参考にもなりゃしねえ!!www 人物だけだと主線込みで3枚とか4枚とかそういうレベルなんですよなにそれわけわかんない…。いや途中結合はしてるんだと思うんだけど…。

あとこのくらいの頃におまけのポストカードの件も相談して、まず一枚はTwitterで仲良くして頂いてるぎんにゃんことsilvell氏(ちな男性な上に腐男子でもないのですがご快諾いただいた…懐広いなw)の桜の写真をお借りして一枚、そして間に合えばKIBさんにも一枚…、ということに。

⑦咲→KIBさん
表紙にタイトル他を載せたものを提出。桜の部分はKIBさんに着彩をお願いしました。

⑧KIBさん→咲
漫画完成稿提出。個人的にすごい可愛いどうしよう…ってなったとこ自慢しておくと、まず1P目でお手紙書いてるところ、隣に小さな辞書的なの置いてあるのはKIBさんのアイディアです。すごい付箋とかいっぱいついててねー、ああー勉強したんだ…ってのが伝わってきてめんこくてしかたないたまらーーーん!!
あとは漫画ならではの細かい演技もよいのですよ…三日月爺が土掘る時の袂押さえる描写とかすっごい好き。
そして流石としか言いようが無い二人の表情の対比と、指先の描写…!!元々KIBさんの描かれる手がたまんなく好きなので、原作の時点であちこち指先の描写入れまくったんですが、ほんと期待以上のもので返していただいたと思います…!
こう…なんといいますか、三日月爺に一緒に汚れて欲しかったんだ…山姥切くんのためならそれも厭わない(というか汚れているとすら思わない)ってのを身を以て示して欲しくて一緒に手で土掘って欲しくてねえ。その辺汲んでいただけたのか、手やら頬やら盛大に汚していただいて嬉しかったw
またその汚れた手で胸元握りしめるあのコマとか、握った手に唇寄せるとことか!どうよあの三日月爺の表情!!!自分で原作書いておいてなんですが死ぬほど萌えたわああああああああ!!!!
あとは背景の書き込みも半端無くてうおおおおうちの本丸綺麗だ…!ってなってたなあ。夜のジットリした空気伝わるベタの多い画面たまんない…。

挿絵についてもこのあたりでだいたいいただけてたかな。またそれがどれも可愛くて…!!
「春にして君を想う」はどこ描きましょうか、と言われてそらもう容赦なくちゅーしてるあたりがいいです!!とお願いして描いてもらいましたんでこれは誰か私を褒めるべき。なんだあの色気!!!!!!!!童貞のくせに!!!!!!!!!!!!

⑨咲→KIBさん
「蒼穹」「春にして君を想う」最終稿お渡し。ほんとギリギリまで手を入れてましたw
特に「蒼穹」は未提出版含めると四、五回手直ししてるんじゃないかな…。ちゃんと納得行く話に仕上げたくて自分なりに頑張ったつもりです。
「春にして君を想う」に関してはもうあれだ、挿絵見たらたまらんかったのでその前後容赦なく盛ったww結果的に前後の話の繋がり強められたかなということで。

なおこの辺の作業の時は「こいあいきせき」の本文作業真っ最中で、書いてるもののギャップにこれほんと同じカプか…と頭を抱えていましたとも!!!
更にコミケ用に劾イラの原稿も同時進行だったので色々脳内混線しないようテンパっていた記憶しかないw

この後はこっちでノンブルや編集作業して入稿、だったかな。
んで思ったより時間に余裕があった(というかそのくらいの速度で頑張ってもらえた)ので当初の計画通りポスカもう一枚を描き下ろしてもらったという…!
これがまた可愛くてねー!その後の図、みたいなので鳥の装具着けてるのがいいな、とお願いして描いていただきました。後ろの兄弟もめんこすぎかよと!!

毎回そのつもりで書いてはいるのですが、このシリーズはこれでおしまいです。もうどこひっくり返しても続きなんて出てこないやいwww
それに相応しい一冊に出来たかなと思っておりますので、この話が好きだと仰って下さった方にもよろこんでいただけてたら嬉しいですー。

>>20151011 追記
第二版にはポスカのおまけが付けられなかったので、同柄の壁紙をお配りしているのですが、KIBさんがその柄に更におまけを描き足してくださいました!
ちょっと微笑ましすぎかなうちの本丸…wwwwwwww
以下のURLよりご覧いただけますので、是非!KIBさんありがとうございましたー!!

「桜埋め」ご購入者様用壁紙配布 http://night.littlestar.jp/gallery/sakura