ペルソナ初代といえば「オレ様の目の中にオマエが見える…まさか、オマエ!?」=ブラウンは俺の嫁。(いえ本命はなんじょうくんだったんですが)

てなわけで、先日書いた『デビルサマナー ソウルハッカーズ Intruder』感想に引き続き、同じく携帯ゲームの『女神異聞録ペルソナ 異空の塔編』感想です。こちらも配信から相当時間たってますので、反転しませんよー。

>ストーリー&キャラクター
本編でセベクビルに突入、デヴァ・システムが暴走したシーン。そこで異界に飛ばされるところから始まります。ただし飛ばされた先は本編とは違い、悪魔の徘徊する異空の塔だった…。塔を廻り、散り散りになった仲間を探して現実に戻るんだ!という話。うむ、これなんて真1の金剛神界?
まぁそんな感じで例によって本編に無理やりねじ込む語りのストーリーなので、内容はあって無きが如し。まぁもうその辺にはさっぱり期待しておりませんので問題なし。
キャラは主要プレイヤーキャラ総出演で、レイジまで出ます。ただ作中で会話は殆どないし、後述する能力設定のせいで、誰連れて行ってもあんま差が無いのはつまんないかなぁ。
キャラグラフィックも当然のように使いまわしです。強いて言うならペルソナのグラフィックは携帯用にショボくリファイン(その発言は矛盾しています!)されてるかな。
シナリオ分岐はなし、というかそもそも分岐するほどシナリオもないんで、外伝だから私の知らない彼らの新しい一面が見れるわうっひょーい、という人には全く向きません(笑)

>探索システム
基本は不思議のダンジョンシリーズなどの自動生成のランダムダンジョン+3Dマップ。全99階で途中にあるレストルームまで到達すると、そこへのショートカットが可能になります。
パーティ編成は塔の外に仲間が待機していて、そこから任意で5人(主人公は待機不可)を連れてダンジョンに挑みます。雰囲気的にはWIZとか世界樹の迷宮とかと同じかな。あー、むしろそのまんま雪の女王編がこんな感じだっけか。(仲間の変更が出来たかは覚えてないですが。セベク編は一度選んだら変更不可だったのは覚えてるけど…)
ダンジョンはランダムダンジョンですが、オートマッピング機能はありますので、その階にいる間に迷うことはないかと。
ダンジョン内では本編同様のランダムエンカウントで戦闘あり。あとは宝箱が配置されてて各種アイテムやお金、宝石、封神具などが手に入ります。(一部トラップもあり、コアシールドで回避可能っつーか書いたMAP全消ししてくる罠とかあってウザいのでむしろコアシールド必須かも)

なお、セーブについては塔の外や、10階単位であるレストルームでのみ可能。ダンジョン内では中断(再開時にデータ消去)のみ可能です。
アイテム類の売買、倉庫、ベルベットルームも同様に塔の外とレストルーム内にある施設でのみ可能。恐怖の吹っ掛け回復屋のトリッシュも健在で、これはレストルーム以外にもランダムダンジョン内にたまに配置されます。
あとこのゲーム独特の要素として、宝石と武器・防具を合成して強化することも可能。これも塔の外とレストルーム内のみです。

そして不思議のダンジョンシリーズ同様、ダンジョン内で死亡した場合は手持ちのアイテム・装備・お金を全て剥奪されて塔の外からやり直しになります。結構敵が強い(というか本編ゲームより属性相性が明確になってる印象。やたら反射とか無効とか増えてないか?)ので、あんまりレベル上げ疎かにしてると痛い目を見ます。このゲーム限定のアイテムとしてダンジョン脱出アイテムがあるから、やばそうなときは大人しくそれで塔の外に帰還するべき。
ただし全滅してもスペルカードや上がったレベルはそのままなので、そういう意味では非常にヌルい。更に言うなら全滅した後もそのまま電源切ってやり直せばセーブ地点からやり直し可能(まぁだからレベルとかはセーブ時点のものに戻っちゃうんだけどさ)というこれまたヌルい仕様。
なのでペルソナだと思うとちと厳しく、シレンなどと同じだと思うとヌルいという、微妙な難易度となっております(笑)

>交渉・合体システム
これに関してはほぼ本編と同じ。あの多彩な交渉を携帯に持ってきたことは評価しますが、台詞が増えてるわけでなし、増してや悪魔の数自体が減ってるのでそれほど見所はないって言うか、この手のゲームに手を出しそうな本編ファンなら見尽くしてるんじゃないかなと。まぁ懐かしがるにはいいだろうけど。
合体も同様で、もらったスペルカードを使って新しいペルソナ作って、レベル8まで育てたら消してアイテムゲット、な流れは一緒かな。合体法則とは流石に元のやつ細かく覚えてないので比較できないです…。
ただ、こっちだと合体させる順番(ピクシー+ノッカーとノッカー+ピクシー)で結果が違ったりするので、そもそも法則も何も別物か。
合体事故や隠しペルソナ(FOOL)もあるし、魔法継承やアイテム合体も出来ると、この辺についてはかなり頑張ってると思います。あ、でも多分潜在復活消えてるな。見た覚えないもん。おかげで弱いペルソナはあんま育てられなくてしょんぼりです。

>戦闘システム
これも殆ど本編と一緒。唯一気になるのが、ターゲット指定した相手が攻撃順前に倒れると攻撃がキャンセルされちゃうところ。(A・Bの敵がいて、主人公とマキちゃんがAを狙って先に主人公がAを倒しちゃうと、マキちゃんは何もしてくれない)オマエは一昔前のRPGか!!と突っ込みたくなる。FF1とかたしかそういう仕様だったよなー。
本編よりいい感じなのは経験値周りかな。使ったペルソナや、倒した敵の数などに限らず、手に入れた経験値は全員で平等に分割されます。だからマキ様最強ゲーにならなくてすむ(笑)本編じゃ集団回復の出来る彼女がぐんぐん育って、攻撃範囲の狭いなんじょうくんやマークが置いてきぼりってのどーにも避けがたかったからなー…。
あ、あとレベルアップ時の能力振り分けが、主人公だけじゃなくて仲間全員が対象になってます。なので好きに能力設定できるのはいいんだけど、結果どれも似たような能力値になりがちで、あんまりキャラを使い分ける必要が無いのはちょっとどうかと思う。

>ユーザーインターフェイス
前述の中断&セーブは携帯用としては十分。これで本編同様アガスティアしかなかったらどうしようかと思った(笑)
あとは音量調節が1%単位で細かく設定できるのは個人的にナイス。
それと戦闘演出スキップが設定できる(全部のモーションが飛ぶんじゃなくて、ペルソナ召喚モーションが飛ぶ)のは素晴らしい。おかげでかなり時間短縮できました。本編じゃこいつのせいで熱暴走とか基本だっただけにちょっと感慨深いものが…(笑)

>音楽
まぁこれも想像通りのしょんぼり加減。でも戦闘の音楽は一応本編と同じ曲でちょっと嬉しかったり。アレンジについてはまぁ…携帯電話だしね。ちなみにラスボス戦でちゃんと本編ラスボス戦の曲(「夜の女王」だったかな)がかかるのは感心した。

>総評
総プレイ時間は約20時間、クリア後にデータの持ち越し可能(ただしストーリー的に変化はなし、単に何回でも塔登りなおせるってだけ)ということを考えれば、相当遊べるほうに入ると思います。500円だしね。
ただ肝心の自動生成ダンジョンが非常に面白みがないので繰り返しプレイする意味がそもそもあるかといわれると…うーん。アイテム収集は楽しいかな?殆どリアルラック頼りだけど。
まぁこれはメガテニストというよりはシレンジャーの意見ですが、そもそもランダムエンカウント&自動育成ダンジョンの相性自体がそんなにいいとは思わないのよ。あれあくまでもランダム配置された敵をどう利用して上手く倒したり、手持ちのアイテムを有効利用して切り抜けたり、みたいな詰め将棋的な面白さがメインだと思うからさ。(あとアイテム育成か)
更に言うならメガテニストは大概MAPを隅から隅まで書き込まずにいられないと思うんだが(笑)、それもランダムダンジョンだから一回出たら無駄になるしねぇ。
そういう意味ではぶっちゃけランダムダンジョンである必然性があんまないゲームだったというか、これなら素直にそれなりの仕掛けを施したダンジョンをいくつか用意してくれた方が良かったかなー、と。(まぁそれだとほんとに雪の女王編になっちゃうけど、そしてセベク編より雪の女王編のほうが好きだった私は地味に異端か?)

こんな感じでここ最近、勇者死す、メガテン外伝2作と携帯電話オリジナルゲームで遊び倒してみましたが、しみじみ思うのは時代の進歩だねぇ…。どれも確実に20時間分くらいは遊ばせてくれるもの。
これ以外にDLしてまでやったことある携帯電話ゲームっていうと、私はサイキックフォースRPG(よりによってそれか)くらいだったりするんだけど、ありゃー酷かったもんなぁ…。(でもクリアしたけどな!そして今調べてみたら256K版が出てることを知った…)
まーこれでしばらくはこの手のゲームはもういいかな、という感じですが(他に積んでるの山のようにあるもんで)でもちょっとだけ「真・女神転生if…ハザマ編」がやってみたいんで、その内誘惑に負ける気もします(笑)これはみずほさんが既にクリア済みで、かなり評価してたので。