眠れない夜空

藤井咲が管理する二次創作他雑記。同人作家向け講座もあります。

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火曜日
10月 25,2016

いつもの裏話いきますぞー。10月の新刊ね。まずは「目をつぶって恋に落ちよ。見てはいけない。」の方。

見本 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7280623
通販 https://night.booth.pm/items/347645

元々はTLでステ近さんがステんばちゃんにえっちなことしてそれをミュ近に見せつけて…みたいな話してたのに乗じて書かせていただいた小ネタでした。支部の小話集に載せたやつね。
その後芸能パロプチが決まり、だったらその続きも書いてみたいなーと書いた話なんですが……どうしてこうなった感が否めませんな!!!wwwwww

や、最初の小ネタの時点でその片鱗はあったのですが、ミュ近さんにはミュんばちゃんをくっつけたいじゃないですかやっぱり…。でもあーいうものを見せつけられた上で自分とこのミュんばちゃんに手を出すって酷い人じゃない?ならいっそ酷い人路線で突き抜けちゃう?みたいな感じでプロット立てていったら想定してたより酷い人になった気が…しなくも……その……。
舞台の彼ら、あんなに楽しそうなのにねえ。それがどうしてこうなった、とはほんと思ってるんですけど一応自分なりにあの舞台に至る「刀剣男士」って存在を突き詰めてみた結果なんです。合わなかった人ほんとごめん…。
というわけで以下またぐだぐだとその辺語ってみますので、ご興味あれば。

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■神在月本丸
ミュ本丸。作中で語った通り、普通に刀剣男士として顕現したんだけど、当初から「ミュージカルに出るための広報部隊」として作られた本丸です。舞台では各自が自分の役を演じている、という解釈。
なので本当に敵と戦ったことはなく、練度で言えば全員レベル1状態。舞台に出ない&付き人もやらない子はそもそも本丸から出たことすらないという、華やかに見えて実は一番刀剣男士が人間扱いされてない感じの本丸。

面子としては全員顕現してるわけでもなくて、基本舞台に出るの決まってる連中以外は他5振りくらい、というイメージでした。ミュ本丸なので堀川はいる想定。出さなかったけど。でも山姥切くんはそっちにもあんま懐いてなかった感じで。堀川とも距離取って、審神者にも心許しきれず、本丸内ぼっち。初期刀でもないしね…。

審神者のイメージは舞台のからまんま持ってきてます。いろいろ出来る人でありつつ刀剣男士にもそこそこ肩入れ、でも表立って政府に逆らうことはしない、みたいな…。
途中の台詞からお察しいただけるかな?と思いますが、今回の騒動の裏も知ってます。そこまで考えてはいませんでしたが下手すりゃ罠の発案がこの人だった可能性もあるw

名前の由来はミュの最初のお披露目が10月=神無月だから。でも神様のいる本丸を神無月と呼ぶのもおかしいだろってことで神在月。でも上記で言った通り、実際は政府の皆さんは神様どころか人間扱いもしてないし見目が綺麗で金になる便利な道具としか思ってないので、皮肉でつけた名前でもある。
政府が全員そうだって話ではないつもりなんだけど、少なくとも一分は確実に私利私欲のために動いてて、今回の件はそれにわかりやすくミュとステが犠牲になってました、みたいな…。
ちなみに二度目に出てくるホテルが目黒なのはミュ組のお披露目で目黒雅叙園使ってたからですw

なお余談ながらこの「◯◯月にはじまったから◯◯本丸」はいっそこの先花丸やufoの話書くときとかにも使おうかなー、と思ってたんですが、花丸本丸も10月スタートだったので初っ端から被ったwwwwwwww駄目だwwwww

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■皐月本丸
ステ本丸。名前の由来はミュ同様刀ステが5月情報解禁だったか初演だったか…どっちだっけ、一回ちゃんと調べたんだけど忘れてしまったw まあそのどっちかです。ひねりなどない。

ミュ組と違いこっちは本当に戦ってる本丸です。ステという舞台は存在しません。顕現してる刀もステのイントロコールで名前が出た連中(堀川とか加州とか)はいる感じで、ステの舞台で起こったようなことは実際に経験している、という解釈で。
実力を買われてちょっと変な時代とか敵とかにもぶつけられてるという、ミュとはまた違った感じで政府に便利に使われてます。

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■タイトル由来
あまりにもタイトルにするには長すぎるタイトルでしたが、元ネタは奥付に載せた通りアンディー・ウォーホルの言葉より。「本質を見よ」って意味。見目とか発言に惑わされず、みたいなニュアンスのはず。

ミュ近さん、自分の本質も、ステ組の本質も、そしてミュんばちゃんの本質も何も知らないところから知っていく話なので。というか私の書く話はなんかともかく「知っていく」話ばかりだなと自分でも思うw
いいんだよおおおおそうやって恋を通して色々学んでいく姿が好きなんだよおおおおおおお!!!!

余談ながら表紙のタイトルだと「恋」が旧字(戀)なんですが、これは使ったフォントの関係でそうなってるので本人的にはどっちでもよかったんですが、印刷所さんがそれを気にしてわざわざお電話くださったのが大変な羞恥プレイでございました。
いい声のお兄さんにこんなくっそ恥ずかしいタイトルを読み上げていただいてしまったぜ…ご、ごめ…。

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■ミュ近さん
ミュを見た方からすればどうしてあの生き生きとした三日月宗近からこんなキャラが出てくるんだ、みたいな感じになって心底…心底申し訳ない……。
でも一番最初に自分がミュを見たときの印象としては、あれが素にはどうしても思えなかったのよな。

なんというか、中身は神様で、それが人の形を得て、それを面白がっている自分を面白がっているみたいな印象があるのです。二重にも三重にも演技してるみたいな…。
うまいこと言葉に出来ないんですが、そうやって刀生をエンジョイしてる自分ごと演じてるみたいな感じ。なので根の部分はもうちょっと人らしさ希薄なんじゃないか、演じること自体を嫌っているわけではないけどそれが素なのかと言われたら違うだろう…というイメージがあって、それをキャラに落とし込んでみたらこうなりました。

あとは単に私があまり芸能界ということ場所自体にいい印象がないのと、その上で刀剣男士はどうやったって刀だろうと思ってるので、その刀である彼らが舞台という場所にいるのは刀剣男士として幸せなことなのか?ってのも疑問だったので。
もちろん他所様の創作とかで楽しくアイドルやってるのとか全然ありだと思うんですけど!あくまで自分の解釈としての話でーーー!!
ぶっちゃけ今回ミュネタで本出されてた方けっこういらして、ありがたく拝読させていただいたんですがみんなすごい可愛い話ばっかりで…うっ、何故自分のところはこう…ってかなり凹んでたんですけど(一応ハッピーエンドに持っていったとはいえ全般的に後味のよろしくない話である自覚はあった)幸いそれでも萌えてくださった方いたようでよかったです…。

まあそんな感じなので、当初本人的に自覚はなかったんですが、やっぱミュ近さんもちゃんと刀として戦いたかったのよな。んでそれを体現してるステ近さんが目の前に現れて、自覚し得ぬままめっちゃ羨んで憧れてコンプレックス抱いて苛ついて。そうして自分の存在意義ぐらぐらさせられて帰ってきたところをミュんばちゃんによしよしされてのめりこんでいくわけです。まあ形の上ではただのセフレなんだが(ひどい

でも、舞台上で演じている「三日月宗近」も彼の一部分には違いなくて、また演じてる間にそれが素になっていくところもあるだろうなと思ったので、ミュ組と一緒にいるときのキャラは比較的そっちに寄せて書いてました。(…あれでも)
ミュ組の仲良し感かわいくて好きだしね。加州が出てくるところとかどこもめっちゃ楽しく書いてたw
書いたタイミング的にこの頃はまだ幕末天狼傳のほうは見てなかったんですが、もし見れてたら加州とやっさだの出番はもっと増えてただろうと思いますw めっちゃよかったんじゃあ……。

作中でも語ってるんですが、ミュ近さんはミュージカルをやること自体を嫌ってるわけじゃないつもりで書いてます。
ただ刀としての自分も持っているからこそ、刀剣男士としての本来の役割に憧れがあって、その合間でふらっふらしてる人のつもりなんです…。それが最終的にはミュんばちゃんという支えを得てどっちも自分でどっちもあってこそ自分という「三日月宗近」だって自己を確立する話なんですよただのエロ本ですけど!wwww

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■ミュんばちゃん
読んでる方には自明の理ですが、過去に本歌と比べられたり写しがどーこー言われているので、舞台の上で見世物なんて断固断る!!という子です。当然ステんばちゃんと比べられるだなんて地雷中の地雷。
ミュ近さんはそんなこと全く知らなかった(こういうことになるまで興味もなかったので名前となんか内番やってる刀ー、くらいの印象だったかと)ので、後にそれを知り、そんな子をあんな目に合わせてしまったのかーーーーすまんかったーーーーーーーと激しく反省していただきたい。

作中で言った通り、だから本当は刀でありたかったわけで、ミュんばちゃんは「刀でありたかった自分」を自覚しているけれど、ミュ近さんは無自覚だったので、そこにもじわじわと焦燥を感じています。
あれ俺も刀でありたいんじゃね?って薄々気付き始めてるところに刀であるステ近さんがミュんばちゃんにも手を出そうとするのでぶっちぎれつつやっとそこで自分の感情を自覚する、みたいな感じにしたかったんだけどあんまうまくかけてないなここ…。
その辺の対比はもっとしっかり入れたかったなあ。

でもそういうふうに思っていながら実際やってるのは雑用がかりで本丸から出れないまま一年近く過ごしてたというえらい可哀想な設定にしてしまった…。
その分華やか(に見えた)ミュ近さんや他の面子を眩しく思っていて、でもそれがほんとふらふらと帰ってきたものだからできることならなんとかしてやりたい、って思うところから始まる話です。
この時点では恋でもなんでもない、ただの献身。
それがいつから恋になったのかは多分本人もわからないんじゃないのかなー。(私も決めてない)

ただ、そうやってふらふらと帰ってきたミュ近さんみて、ああ今は誰かが側に居てやらないとまずいんじゃないか、誰でもいいなら俺でもいいだろう、って以降流されるままえっちな抱きまくら扱いされるんですが、それが実は「誰でもいい」んじゃなくて「俺だからできた【かわり】だった」っていう事実を知り心バッキバキである。
そっちのほうがずっとずっと辛かったという。いやほんとひどい話だなこれ。
でもその頃にはもう献身は恋になってしまっていて、だからこそ余計に辛い、みたいな感じにしたかったんですがこの辺もあんま描写としてはできてなくて自分にちょうがっかり…3Pカッコカリ書くのに手一杯過ぎたw

そんなミュんばちゃんの「縋る」仕草は、一回目に読んだ時はミュんばちゃんがミュ近さんが好きで不安でそばにいて、みたいに読めるようにしつつ、真相を知った後はそうじゃなかったんだぜ、と読めるといいなと思って書いてます。
基本的にミュ近さんがぐらついたときにそれを察して引き止め支えるときに「縋る」の描写いれるようにしてあるはず。
逆に自分が不安な時は手を伸ばさない(布団の中で自分のこと語ってるときは自分の肩を抱いているし、その翌朝お昼ごはん食べに歩いてる時は布を掴んでいる)んだけど、それが初めて崩れるのがあの3Pカッコカリシーン、という構図、になっているはず…。
その後やっぱり自分は不要だろうとミュ近さんの手を振り切って逃げ出すんだけど、捕まえられて告白されてそれを受け止めて、ちゃんと自分からも抱き返した後は、今度はミュんばちゃんが手を引いて一緒に本丸を歩いてくれるのです。

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■ステ近さん&ステんばちゃん
表紙に堂々といる割にはこれまた酷いキャラにしてしまって心底申し訳な……orz
イメージとしてはステの話をそこそこ前に終えて、そこからちゃんとお付き合いに発展して、以降割と対等な関係を築いてきた二振り、という感じで書いてました。

でも結局彼らも政府の手の上にいることは変わらなくて、ステ近さんの方は特にそれを強く自覚していて、それでも自分を餌に少しでも他の皆も含めた境遇がましになる(隠し撮りを仕込んだ政府の人間を捕まえられる)なら、と思って動いています。

イントロのシーンはステんばちゃんまだそこまでの事情を知らなくて、単にえっちなところミュ近さんに見られてなんでこんなことするんだーってなってるんですが、後に理由を聞かされて以降自分も餌になることを了承。でもそこにミュ組を巻き込むことに関してはできればやめてやりたい…とは思ってたかなと。でも結局政府側が明らかにそれにそわっそわしてるので、せめてミュ組の姿は映らぬようにしようか、って打ち合わせてたんですが、結果としてあーやって押さえ込みの姿勢になったからそのまま致してしまった、という流れです。
一応台詞もそれを匂わせるようにはしたつもりなんですが、読み取ってもらえるほどは情報出せてなくてすみません…。

なお当初は本当にあのまま致すのではなく、あくまで挿れた振りで、って思ったんですがステんばちゃんにそんな器用な演技ができるはずもないだろうとマジで致しておりますw んで嫌だろうが手加減するから我慢してくれと約束してたのに、実際は煽られちゃって我慢できなくなってるステ近さん…w まあ興奮するよなー、あのシチュエーションじゃなーーw

でもそうやってミュ近さんにミュんばちゃん連れてこさせて、まあこういう風になるだろうなーというところまではすごく冷静に読んでただろうしめっちゃミュ組ステ近さんの手のひらの上なんですが、でもそうやって巻き込むにあたって、そうなったならちゃんとお前らもくっついてくれーみたいな親心?もあるわけです。
あとやっぱ自分がステんばちゃんほんと大事で大好きで支えになってて、同じようにミュ近さんのこともミュんばちゃんがささえになってくれたら、みたいな身勝手な気持ちとか。他人事だけど他人事じゃないなんともいえないこの…。

なのでベッドの上ではめっちゃミュ近さん煽って、ほらほらお前がいらないなら俺がこっちも手出しちゃうよーみたいなことしてるんですが、これも本文だけ読むとただの好色な爺にしか読めねえええええええwwwwwww
その辺のフォローを入れた後日談を公開予定(開場で配ったポスカ裏のURLのやつな)なんですが、ちょっと上手いことまだまとまってないのですみませんもうちょいお待ち下さい…。

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■えっちなはなし
まあ例によってここまでグタグタ語っておりますが基本はみかんば&みかんばで複数プレイでえっちなことしたいな!!って話なので以上のことは全部忘れていただいても特に問題ありません!!!!w
書くのめっちゃ大変だったけどな…ほんと名称のあたりどうしたもんか、って悩みつつ書いてたので読んでる方もこれは混乱するだろうなと…すみませんー!!
行動から察してくださいw ノリノリなのがステ組で嫌だやめろ離せなのがミュ組ですw もうほんと途中何度地の文で「ミュんば」とか書いてやろうと思ったか!!wwwww

でもプレイ自体はどこも大変…大変楽しゅうございました…。都合いいおせっせの対象にさせられてえっちなことされまくるミュんばちゃんも、ステ組のプレイ見せつけられてやだやだしてるところも楽しかった…。
嫌だやめてゆるして助けてと喚く受が大好物過ぎてすまない!!長年患ってる性癖なので仕方ない!!
序盤ステ近さんもミュ近さんも若干鬼畜気味に書けたのも楽しかったです…強引な攻はよい…。

でも後半の3Pカッコカリは一応ちゃんとその後の展開を意識して書いてますので、真相知った後に読み返してあー、ってなっていただけたらうれしみ。
めっちゃギシギシさせてるのは声かき消すためで脱がない布は姿を隠すためですよ。作中でも言ってるけど。
あとイントロのステ組せっせが着たままえっちなのもあの時点でステ近さんは撮られてる自覚があるからせめて政府の連中に肌はあんま見せないようにという気遣いというか独占欲というかでああしていますw

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■Endress Night
お気づきの方もいらっしゃるかなーと思いますが、実は割とこの曲をちゃんと意識して書いている話だったりします。文中のあちこちにわざと表現重ねたり、展開なぞらえたりしてます。
わかりやすいところだとラストシーンがそのまま「終わらない夜のような~」とか書いてますね。

でもやっぱりこの曲で描かれてる「三日月宗近」はあくまでミュージカルで演じる「三日月宗近」なので、歌詞では「そばにいていいか?」なんだけど、この本の三日月宗近は「そばにいてくれ」なのよな。その辺の違いとかも感じ取っていただけたら嬉しいなあ…。

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以上、ぐだぐだといつもの裏話でしたー!
そのうち手タレの方の裏話もやるので、お好きな方はお待ちくださると嬉しいですん。
あと感想フォーム、ぐぐるさんちで作りましたのでよろしければご意見ご感想等お寄せいただけたら超うれしいですー!!

眠れない夜空 感想フォーム

火曜日
8月 30,2016

例によって熱くサイトの方は放置しておりましたがあんまり放置した気にならないのはその間にトーク本を出したからだろうな…w

というわけで、既に完売済みなので告知というよりこんなことやってたんだぜ的ご報告ですが、ここ+Twitterとかでやってた各作品の裏話とかをまとめたフリートーク本を発行しておりました。こんなん。

 『みかんばで書いた話の設定と解説を逐一語り倒すだけの本。』
 https://night.booth.pm/items/280334

なんかの間違いで普通の本だと思って買われては困る!!!!!!!!!のでタイトルもこんな感じにしつつ、中身は以前出したマイ本丸設定資料本の再編+裏話だけという実にチャレンジャブルな自主的羞恥プレイ本でしたが、おかげさまで無事完売してしまいましたこんな本なのに。……みかんば界隈物好きが多すぎないか?(失礼な)

どういう経緯でこんな本作ったのかってのは通販跡地見てもらえば大体書いてあるのでここでは語りません(面倒なんですねわかります)。また、これに掲載した分の裏話はサイトの方で公開する予定もありません。
多分それ目当てでサイト来てくださってるような方はほぼいない&いたとしても本買っていただけてそうですしね。そんな感じでご了承いただければ幸いですー!

そして逆に言えばその後に書いたものに関してはこっちでまだ語るから!!!!!!!
聞かれてなくてもここは俺のチラシの裏(年額3,240円)!!!!!
というわけで以下夏コミ合わせの新刊裏話です。ご興味あればどぞ。

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▼『青の聲』

>>発行経緯とか表紙とか

努力(努力なのか)の甲斐あって、ここ最近Twitterでもみかんばのお話させていただける方増えてまいりまして、そんな中「32歳×13歳のみかしょたんばネタが熱い」みたいな流れになり、そのままぐだぐだリレー小説もどきになった事があったんですが、その後更に別の流れで表紙くれたら本にしますよーということになり、なら描きますよと言っていただけたので出した本です。
おかげさまで大変爽やかながら犯罪感滲む表紙になってうひゃうひゃしております。きょうさん本当にありがとうございました!
使ったPP加工もいい感じに夏の日差しっぽくなって嬉しいなー!

なおタイトルロゴは例によって私がうっきうき作っております。
ベースにしたのはみんなだいすき刻明朝フォントで、重ねたり削ったり伸ばしたりしただけなんだけど加工のせいかエロゲ感あると評判でしたやったぜ。
そんな話してたらMiiさんがネタ絵描いてくださったのも嬉しかったですw

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>>作中作設定

そして内容としてはその時語ってたリレー小説がベースになっているのですが、例によってそれ以外は全部後付であり、ショタエロがやりたかっただけなのにいい話風に持って行こうとしている実にいつものって感じの本になりました。作風です作風(そう言えば何でも許されると思うなよ)


そもそも上記Twitの時になんで作家やら旅館の息子やらの設定にしたんだか全く思い出せない(というか多分ほんと適当に言ったんだと思う)のですが、いざそれでちゃんと書こうと思った時にやってみようと思ったのが、作中作演出でした。本で言うと4P目に入ってるやつね。

元々作中の展開をフィナーレでリフレインさせるような演出が好きなんですが、それと似たような感じで作中作と重ねる描写やりたくてねー。しかし設定的にそれなりの名文を書かねばならないというのに、所詮書き手が書き手なので名文なんて出てくるはずもなくwwwwwwwww
かっこつけてあんな配置にしながらも「これが賞取れる文章かよ…」と遠い目をする羽目になったので、もう作中作演出なんて二度とやらないと心に決めましたwwwww
演出的にはうまくやれればかっこいいネタだろうとは思うんだけどねえ。ちょっと今の私には荷が重いネタだった…。

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>>若山牧水

あと仕込んだネタというか、オマージュというか元ネタというかなのですが、話のイメージは若山牧水の短歌からお借りしております。
「白鳥は かなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」という氏では多分一番有名なやつですね。
本人的にめっちゃ露骨に書いたつもりなので多分…気付いてもらえると…お、思いたい…。
しかし桜埋めや檸檬の時にも気付いていただけなかったことがあるので今回も駄目かもしれないwwwww

ある程度長いみかんば話を書くときに「孤独」というテーマで書いている自覚があって(種類は違えど双方どっかぼっち感あるキャラだと認識してるらしい)、それで海+孤独、となると思い出されるのはやっぱこの短歌だったのです。
それに合わせて本のタイトルも同短歌が収録されている詩集「海の聲」をちょっと変えて「青の聲」にさせていただきました。

あと書くにあたって元々どういう経緯で書かれた短歌なんだろうなあとか、そもそも若山牧水ってどういう歌人なんだと超ざっくり調べたのですが、この方宮崎県の出身なのなー!あれです、堀川国広(刀工の方)と一緒なの。

実はこの話の舞台、その宮崎の綾町(堀川さんの住んでいた跡地とかがある)付近を想定して書いてたので(都内から海を挟んで飛行機で二時間、という描写と、夏場鮎が名物だってくらいで他は全くの妄想ですが…駅や電車周りの描写とか信じないようにw あと綾町自体はそこまで田舎じゃないし山の中でもないはずだwww)ちょっと不思議で面白い偶然だなーと思って書いてました。
まあこの短歌で出てくる海は別に宮崎の海ではないらしいけれどな!w

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>>無戸籍者とか養子縁組とか

まあそういう本文に影響のない部分まで調べて雑学蓄えるの自体が楽しくて仕方ないタイプなので、それ以外にも出てくるネタについてはちょいちょい調べました。
無戸籍者のこととか、その後の戸籍申請とかね。
ちょっと酷い設定にしちゃったかなあとは思ったのですが、そういう親の都合で無戸籍者なまま育つ子供っているんですねやっぱり…。ちょっとググるだけでも具体例結構出てきて気が重くなった…。

なお、国広くんの場合は

ご両親(片方が外国人とか?)で駆け落ち→妊娠・出産→出生届を出さずに三歳まで成長→育てきれなくなったので宿にあずけてご両親失踪

という流れを想定してます。

んで無戸籍者だと出来ないことってすごいいっぱいあって、わかり易い例だと学校に行けないとか、病院にかかれない(保険がつかえない)とか色々大変なんですが、当然の事ながら海外にも出れない(パスポートが取得できない)のよな。
国広くんはそのへんのことを一応理解していて、自分はもうこのままどこにもいけないし親にも会えないってことも知っていたけれど、お世話になってる兄弟の前でそれを口に出してもいけないんだと思っていて、でもそれを宗近さんと見た海で改めて思い知らされて、それを受け止めてくれる相手ができたことで我慢できなくなってしまう、みたいな感じで考えてました。

そして堀川くんたちは山姥切くんがもう少し大きくなるまでに本当のご両親が帰ってこなければ、自分達で戸籍を申請してちゃんとうちの子になってもらおう、とか考えてたんだと思うんですが、それを宗近さんが頼み込んでうちの子にしてしまったんだぜ、というオチだったりします。
なので最後、一緒に海外旅行に行けるようになってるのだ。
(あと奥付に入れてある飛行機のチケット、よく見ると搭乗者名が「MUNECHIKA SANJYO」と「KUNIHIRO SANJYO」になっている。気付いてくれた人いるかなー)

なお形式の上では養子縁組ですが、当人たちの感覚としては結婚です(断言)。
日本は同性婚のかわりに養子縁組するケース多かったはずなのでそんな不自然な話ではないはず…?
それを堀川くんたちにどこまで説明した上でどこまで同意を得て養子縁組したのかはご想像にお任せしますが、最後にあーやって旅行に送り出してくれるくらいにはちゃんと認められてはいますのでご安心くださいw

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>>おいやらしーん

元々32×13でやらしいことをしたいがために出した本なのですが、えろしーんあんまりこってり書けなかったので若干ぐぬぬです。いい話風に収めようと思うとあのへんが限界…。
とはいえ、それでも私的ノルマだったショタ素股は達成したのでまあOKかなともw
(これに関しては表紙を描いてくださったきょうさんの性癖なのでぜひ入れておきたかった…wwwwww)

あと地味にやらかしているプレイとしては、結腸姦な。実は読む分には結構好きなネタなんですが描いたのは初めてかなー。小説で表現するのにもあんま向いてないような気もするし…。(適当に読んでるとあの描写では気付けぬ人も多そうだ)
しかしショタのちっこい身体に御無体をするならそういうこともあるだろうと思うし、一度くらいはやらかしてみたかったので満足です。

でもショタ相手っぽい描写自体はあんま出来なかったなーそのへんは多分前にMiiさんのでやらせていただいたやつ(これ)のがらしかったなと…。
ショタ物をこの先もう一度やることがあるかと言われるとちょっとわからないのですが、その時にはもっとふにゅっとちっこくやわらかく描写したいですwww

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以上、サイトでは久々の裏話でした!
次に更新しに来るとしたら10月のプチオンリーに参加予定なのでそれが無事に出たらその裏話かなあ。イベント参加情報自体は支部とかTwitterに流してますのでそのへんから適当に見てくだされw

水曜日
5月 18,2016

ぐだぐだ裏話もとりあえずこれで一区切り、ということで5/4のプチオンリー合わせに発行した「NOTEBOOK_reprise」の裏話です。
色々変な経緯で出した上に、仕込みの多い本なのでいつもに増して長いですが、まあここまで見に来てくださってる方にはいまさらかと思うので、反省はしないw

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【本になるまでの流れ】

けっこーRTされてたようなので見た方も多いかと思いますが、Twitterで回ってきたネタで、「ルーズリーフに綺麗に印刷するためのWord設定」ってのが流れてきたんですね。
んでそれを見て、あールーズリーフに横書きした学生視点の小説とかやったら雰囲気あるだろうなーと。
こう、罫線は色刷り、本文は黒、ときどき授業中の落書きっぽいのとかペンで書き込みとかーとうきうき妄想してましたがまあ本文フルカラー印刷の本とかハードル高いよね。(ONEBOOKSさんなら基本料金内でやれるけどさー)
バインダー印刷してそこにはさんでとか、やれるもんならやってみたかったけど。

というわけでどんな感じになるだろうねーと一枚適当にでっち上げてみた(例によって書き出すときはその後のことを何も考えていない奴)のがこれなんですが、割といろんな方に見ていただけた(当社比)ので調子こいて後付で続き書いたわけです。

まあ途中までオチ思いつかねーってなってましたがね!!というかそもそも一人称小説なのか日記風なのかも決めてませんでしたからね!!
一応まとめて支部に載せた分は日記風に落ち着いたんですが、そう読めなかったらすみません。
いいんだよどんだけいきあたりばったりに書こうがENDマークが付けられればそれで!

んでその支部に載せたのにちょいちょいリプライいただけたんですが、続きがあるならこんな感じーみたいな話になりましてというこれまたいつものパターンである。
ほんとどんだけ終わってないように見えるのだ、私の書く話は…。
それも作風!と言い切るにはまだちょっと開き直りが足りない。いやいいんだ、こないだおくらんに「続きの広がりを想起させる余韻のある締めの描写」と評してもらって嬉しかったし!!

そしてそのいただいたコメントを元に妄想膨らませて書かせてもらったのが、NOTEBOOK_ repriseのエア新刊版だったのですが、ありがたいことにそちらも割といろんな方に見ていただけて(当社比 ※大事なことなので二度)わーい嬉しいなー嬉しいなーと。

更にそんな時に、サンライズさんが30週年記念割引のお知らせをくださいまして。
しかもフェア内で本文一部インク替え無料!あっそれ上手く使えばちょっと面白そうなことできるんじゃない…?と思い立ったらもう手が止まらないので、5月の祝言合わせにエアじゃなくて本当に本にしてみました。

なおその詳細を出したのが4/1だったのでエイプリルフールで嘘だろうと思われたりもしたのですが、そんな手の込んだ真似しねーよ、と言いたいところですがすまん時間さえあれば余裕でやったと思う。そしてKIBさんもノリノリでそのために表紙書きおろしてくれたと思うw やったね来年の俺達に乞うご期待(その頃はその頃で別の原稿に追われている予感しかしませんが)

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【表紙あれこれ】

というわけで今回も表紙は最早専属かよという勢いでお世話になっているKIBさんですが、こ、今回は一応!当初は自分で(適当に写真でも撮ってきて)何とかするつもりだったんですーーーこれ以上ご迷惑かけるつもりはなかったんですううううううう!!!
で、でもご本人が!自主的に!ええんやでってしてくれたから!!ならば容赦はしねえと今回もお縋りして表紙描いていただきました。

元々支部に投げるにあたってフリーの背景素材をお借りし加工し表紙にしていたのですが、その雰囲気は気に入っていたので、じゃあそこに人物足す感じで描いてくださいーとお願いしてこんな表紙になりました。

56133753_p0

で、それを支部で並べるとこんな感じになるわけですよ!!

J-RRv1jV

まあ個人の作品一覧ページ見ないと気付かないネタではあるんですが、誰もいないさみしげな踊り場と、そこで寄り添う二人が並ぶこの状態、ちょっといいよね!
なお一見背景使い回しで楽そうに見えるかと思いますが、当然のことながら実際はそれを元に印刷用画質に描き直していただいております。重ね重ねありがとうございました…!

KIBさんとご一緒させていただくときはいつも雑談半分で一緒に色々ビジュアル設定考えてくださるので、そこから出てくる本文描写も沢山あるのが面白いです。
今回も一番最初にこっちから出した指定って「三日月先生はスーツで山姥切くんはエロシーンでネクタイ解かせたいから首元からネクタイ見えるように」ってくらいで、眼鏡であるかどうかすららしけりゃ何でもいいです!と全力でぶん投げたのですが、例によって手慣らしの落書き兼ねたカラー稿のラフがきて、それにきゃっきゃしている間に表紙ラフもいただいて、その先生の姿勢が意外とお行儀悪かった(あの扉手前に片足引っ掛けてるの超萌えませんか!!)ので、その影響を受けて作中のお行儀も若干悪くなっていますw

あとは卒業式後のシーンしようと決めて、なら必要な小物はと考え記章とか学校鞄とかノートの種類とか指定させていただきつつ進めていき、塗りが終わったところで「埃舞う雰囲気欲しいんでゴッドレイ(窓から差し込む光の表現)入れてくだしあ」とお願いして完成となりました。
あとからこのあたりの追加や調節効くのはデジタルならではでありがたい…。お陰さまでちょっと薄暗い屋上手前の踊り場の雰囲気、凄い出たなーと思います。

入稿やとらさんへの申請の関係上、表紙は一足先にいただいてその後引き続き本文、というのがいつもの流れなのですが、おかげで今回もこの仕上がった表紙見ながら書けて楽しかったです。ほんとこの一枚あるかないかで出てくる描写全然違うので…。

とか言ってたらその作業の合間に更に追加攻撃くらって、しかもそれが可愛すぎるのでここでも自慢しておきますね!!!!

ZeKpv0me

どうよこれ。どうなのよ。いや元ネタわからない人には全然わからないだろうけれど私はわかるので問題ない。とにかくくっそ可愛いことだけは見ればわかると思うのでここまで見てくださってるような方へのおすそ分けとして公開しておきますw

タイトルロゴは例によってこちらで作成してます。
いや作成というほど御大層なデザインじゃないじゃろとは思うのですが、でも一応これベタ打ちじゃないんだ…ドット単位で位置調節と加工もやってるんだ…。
メインに使ったの「超極細ゴシック」ってフォントなんですが、一見等幅フォントに見えてそうじゃなかったのでw ええいなら手動で揃えたるわーとグリッド線敷いてちまちまいじったw 
でっかくいれても絵の邪魔にならず、視認性も保ててる地味ながらよいタイトルロゴにできたのではないかと自分を褒めておこうw

なお余談ながらこのシリーズ、最初に支部に載せた時のタイトルが「NOTEBOOK.」で最後にドットがつくので、このロゴ作る時も「i」の字の上の点がそのドットに見えるように、というささやかな遊び心が仕込んであったりします。言わなきゃ絶対気づかないだろうけどw
それとカタカナの「ノートブック・リプライズ」の部分は先生ネタだしね!と教科書体を使ってたりするよー。

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【フォントとか素材とか】

そしてフォントの話といえば今回本文中でもフォント大活躍なのですが、これもまた地味にこだわり仕様でして。あまりこういう本出される方はいないかな?と思ったので、フォントや他素材の詳細ご紹介しておきますー。

まず山姥切くんの日記に使ったフォントは「ダーツフォント」さん。
手書きでちょっと生真面目な感じ。ただ生真面目すぎてフォント感強くてノートに並べた時に少し違和感あったので、全体的に長体120%かけてます。
本当は句読点の部分とか個別で字詰めしたかったのですが、さすがに文量が文量だったのでそこまでしてる時間がなかったw

ちなみにノートの方は本文でも説明してますがキャンパスのノートです。B5中横罫、6mm幅のやつ。ちゃんと実物買ってきたので写真撮って扉絵の素材にもしたw
中身もそれに似せてありますが、まったく同じというのもまずいかなと思ったので多少変えてあります。

んで、そのノート部分、なんでこれいちいち机の上に載せた風にしてるかっていうと、44ページの演出がやりたかったんだよ!小説と重なって背景になってる所!
更にこれ気付く人いるのか微妙ですが、そこの部分はちゃんと後ろが机じゃなくてコンクリートの床になってます。そういうところで臨場感出せたらなという…!
合間合間に小物とか載せるのもたのしかったなー。

28ページのお守りは私物を写真撮って加工したものです。京都の岡崎神社さん(狛兎で有名)で買ってきたものなんですが、よーく見るとぎりぎり兎の耳が見えるw
でもこの本の入稿後、足利学校(刀工の堀川さんがここで山姥切くんを打ったという説がある)行ってきたらそこで足利学校の学業守が売ってて、ああーーーそれ知ってたら絶対にそっちにしたのにーー!?と思ってとても悔しかったwww

それ以外に載せたものだと数学のプリント、あれはわら半紙(今使ってるところがあるのかは微妙かだなと思ったんですが…)の素材に数Ⅱの問題載せてそれらしく加工してあります。荒い印刷の掠れ感、割と出せたのではないかなと。
あとのど飴は単に私物です。引き出しに溜め込んでいたのから引っ張り出してきたので現行品ではないらしいw これも不精せずちゃんと買いに行くべきだったなあ…。

先生の方のフォントは「美人の字」さん。
こちらは長体かけたりはしてませんが、代わりにボールド(太字)にして、山姥切くんのところに比べるとかなり細かく字詰め及び大きさ調整してあります。(そのまま使うと「の」の大きさとか句読点周りとかやっぱり気になってねー)
その甲斐あって手書き感強めに出来た…と思うんですが、どうだろ。

色替え印刷は紺のインクで、文字と罫線は100%、背景が10%だったかな。
元々この「最後に色替え印刷で手紙つけたら甘酸っぱいんじゃない…!?」という装丁がやりたくて出したような本なので、読みつつそこにむねきゅんしていただけば嬉しいです。

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【日記解説】

本文的にはノート部分以外は普通の小説だろうと思うのですが、そのノート部分は内容的にも結構いろいろ考えて作ってあったりします。
というか、KIBさんにお見せした時に「そこまでしてるんです!?」的なご反応をいただいたのですが、二年分のカレンダー作ってスケジュール管理しつつ書いたw
細かいところまでは決めてませんけど、こんな感じ。(二年生のスケジュールで、黄色く塗ってある所が日記や本文で書いた部分。実際は書くときに変えた部分もありますが)

SnapCrab_NoName_2016-5-18_19-43-31_No-00

というかこれ作らないと流石に何日が何曜日とか分からなかったのでなー。どうせ日付合わせるならそういうところもちゃんと合わせたかったので、ぐぐるカレンダー見て雛形作って、各種公立高校のスケジュール幾つか確認してそれらしい日程組んで、その上で既に支部に乗せていた分の日記を再構築して足りない部分考えて…ってしながら日記部分書いてました。

んでその日記部分は、単に雰囲気だけでさーっと読み流していただいても支障はないかなと思いますが、一応そこからも山姥切くんの成長を読み取っていただけたら嬉しいなあとか、情景想像すると結構イチャイチャしてやがるこいつら…みたいな感じで書いてます。

私的見どころ?ポイントを幾つか具体的に書いておきますと…

・P25/1月21日
日記を書け、と提案した頃にはもう(無自覚かもしれないが)山姥切くんが好きでしょうがないので、授業がない日は少しでも長く一緒にいたくて仕方ない先生である。

・P27/2月1日
この辺から少しずつ母親や家族の心情に思い至れるようになってきています。そうやって少しずつ視野が広がっていく感じとか出したくて。

・P27/2月3日
恵方巻きが上手く半分にできないので残りをもらう=間接ちゅー。多分先生の方だけがそれにどきどきしてただろうなあとw 山姥切くん、ドリンクの飲み回しとかも最初は嫌がりそうな気がするしw

・P26/2月4日
そして翌日同じ下心を持ってまた恵方巻きを買ってくるのである。先生やることが童貞臭いです。その上生クリーム版も買ってきてるあたり下心がエスカレートしている。

・P26/2月5日
転勤、面談周りに関しては、友人の高校教師にどういうシステムなのかしっかりお伺いしてから書きました。「2月くらいに面談が入って春には引っ越しだから大変なんだよ」と愚痴っていたのでありがたくそれも含めてネタにさせていただいたw
先生はこの時勤務四年目を想定していまして、基本五年目で転勤になるんだけど、状況によっては早まったりとかもあるらしく、ここで早まると山姥切くんとはお別れになってしまうので先生大変アンニュイである。
山姥切くんの方も自分がそれを寂しく感じているんだと自覚しはじめています。

・P28/2月10日~11日
遊びに誘って断られるのは想定内だったけれど、そこで教師と生徒という立場の差を感じて先生超しょんぼりである。お昼休みの間は教師というより友人のつもりでいるだろうからなあ。
なので翌日、ちゃんと教師らしいことをしなきゃダメだと考えて、評判の神社でお守りを買ってくる、という感じ。

・P33/2月13日~
先生のことになると割りと多弁になってきたけど、先生のことがないと一気に日記が短くなってます。
視野自体は広がってきてるんだけど、その視野に先生がいないと意味が無い、みたいな。

・P37/2月26日
この辺からちょいちょい登場し始める友人は、特に具体的に誰、という想定はしてません。読みつつ誰だったら可愛いかなあーとお好きに妄想していただければ!

全般的に、先生の方はもう明らかに生徒として見てねえなこれ、って感じに書いたつもりです。でも肝心の山姥切くんがそんなこと夢にも思ってないから全然伝わってねえーー!と読みつつ思っていただけたら一応狙い通りです。
チョコもらってるの見て拗ねちゃうし女子と噂されるの悔しいし微妙に下心もって指導室連れ込んだのに逃げられるし。
余裕のない三日月爺というか余裕のない大人が好きすぎてすいません。

ちなみに、日記内は意図的にキャラ名は出さないで書いてます。
日記ならそのほうが自然かなーってのと、なんか好きな人(この時点では山姥切くんは無自覚ですが)の名前って軽々しく書けない気がしませんか。
あとはそういう固有名詞なくてもみかんばに読めたらいいなというチャレンジも兼ねて。

前に書いた「不在の日」とかもそうなんですが、こういう一人称小説みたいな奴は読みながらそのキャラの声が頭のなかで聞こえてくれたらいいなあっていつも思ってます。要はらしく喋らせたいしあーこういうこと言いそう、って思ってほしい…。うまくできてるといいんだけどなあ。

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【編集の話】

こんな感じで小説と日記と、とまぜこぜになってる変な本なのですが、正直日記の扱い超悩んだよね!!www
横書きの本はめくりが逆だからなー。
いっそ別冊でノートはノートにするか、手紙部分同様裏は全部白にするか、あるいはリバーシブル本(裏側からも読める本)にするか、とか色々考えたんですが、どれも予算や読む際のリズムが崩れるのを考えるとちょっとなあ、という。

というわけで、力技である。自分がPhotoshop扱えるのをいいことに、挿絵扱いにすればいいよね!!!と全部画像で作りましたw うんまあ、大変だったwww
ていうか画像作ること自体はそこまで大変じゃなかったんだけど(一回雛形作っちゃえばあとは文字流し込んで出力するだけだから)それを配置するのがすげえややこしくって…!
これ見ても多分意味わからんだろうなと思いつつ公開しますが、台割表超カオスだった。

SnapCrab_NoName_2016-5-18_2

本出すときは必ずExcelで台割表作って管理するタイプなんですが、自分でもこうして解説を入れねばもう何が何の数値だったかわからないwww
全部WORD内でやれればこんなの当然必要ないのですが、PSDが混じる(しかも見開き)やつは絶対かっちり台割表作らなければ乱丁になる!!と思ったのでぐるぐる目になりながら編集してました…。
その甲斐あって一応ミスはなくてほっとしてます…。厳密にはノンブル位置間違えたところがありましたがもういいwww数値としてはあってるんでwwww

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【えっちな話】

正直最初はいらんだろうと思ってたんです。話の展開的にないほうが自然かなって思うしそもそもせっかくの甘酸っぱい青春ムード台無しになるじゃろーと。
でもこの手のWEBから再録(実際は8割以上書き下ろしとはいえ)の場合エロが追加されるのがお約束という気もするし…と悩み、いっそ聞いてみるかーとTwitterでアンケート取ったらまあ入れろとのお声が多数でしたよね…。
というわけでエピローグで本懐遂げていただきました。おめでとう先生。

とはいえがっちりエロシーン書いてしまうのは流石に違うだろうと思ったので、R18指定つけるのもどうかなというレベルのほんのり程度にしましたが。すいません私の筆力ではそこと青春の甘酸っぱさの両立はハードル高くてですね…。

でもまあ、甘酸っぱく甘酸っぱくと自分に言い聞かせながら書いたので、導入部分含めそこは多分達成できた、んじゃないだろうか。
団地前でちゅーするシーンとか書きつつなんだこのくっそ恥ずかしい人たち…ってなってたけどwww

山姥切くんのご両親の件もできればモトサヤに戻してあげたいなあと思ってたのもフォローできてよかったです。フィクションの中だとはいえ、悲しい目に合わせちゃったままだとちょっとね。
あ、読めば分かるかなと思いますが例によって長男堀川、次男山伏の三兄弟ですよ。離婚後、堀川くんが頑張って料理担当してたんだろうけど冬場気が抜けちゃったんだろうなーみたいに想像していただけるとうれしみ。
そして同じものを食べているであろう山伏がなぜ入院していないのかというと、山伏ならきっと特殊技能でアイアンストマックを持っているに違いないと確信しているからです。OVERSにだけ通じるネタですいません。

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【お手紙部分】

ほんとこれがやりたくて作ったような本ではあったのですが、正直やるかどうかは相当悩みましたw
だってその、流石に気恥ずかしい…(今更何を)
日記も相当だけど手紙も相当だよね!!www なりきりみたいなもんなので、これは流石に痛いのでは!?と思いつつ書いてましたし今でも読み返すと若干頭抱えたくなるのですが、でもこういうのは照れたら負けだろうとも思ったので書いてる間はもうおもいっきり吹っ切ってなりきり上等ーー!!みたいな気持ちで書いてました。

一応、自分も教職の端くれだったりするもので(普通の高校教師とかとは全然違うけどね)そういう時に生徒さんに感じる想いとかちょいちょい込めたつもりです。
先生は(辞めなきゃ)一生先生だけど、生徒は一生生徒じゃいてくれないんだよなー。
小中高の教師なんて、特にその辺強く思うんじゃないだろうか。

そういう残される側の恐怖とか、場がなくなれば切れてしまう縁みたいなのはきっと大人の方がよく知っていて、子供の視線からは見えないものだと思うので、そのへんの必死さとかを隠さず書いたつもりです。
手紙部分以外は徹底して山姥切くん視点の話なので、読んでる方には山姥切くんの気持ちになっていただきつつ、それで最後にあの手紙が届いてうわああああああああ!!!みたいに照れまくってくださったら本望です!www
いただいたご感想で読後感最高だった、というお言葉も賜われましたので、そういう風にできているといいなあ…!

最後の日付は、この本を出したイベント、みかんば祝言プチ「幾久しく」の開催日です。
それに合わせて他のカレンダーも全部考える感じで構成しました。
一見全然関係なさそうな本ではありますが、自分なりに祝言をお祝いしたくて仕込んだネタです。読み終えた人がそこの日付にもうわあああってなっていただければ更に嬉しいですw

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現パロは設定語りが長くなるとはいえまたしてもすさまじいボリュームに…w
ここまでお付き合い下さった方、ありがとうございました!
次に本を出すのは多分秋口かなと思うので(その前に一冊アレかアレが出るかなーどうかなーってのはありますが)多分それまでまたサイトは止めてしまう気がしますw
ほんとは京都の旅行記ずっと書きたいと思ってるんだけどね!ちょっとお約束するにはそこまで時間が割ける自信がない。

なので普段は捨ておいていただいて全然おっけーですので、また気が向かれた際にでも覗きに来てくださると嬉しいです。
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